今回は後々問題になるかもしれない、『沖ドキ再設置問題』について考察していきます。
そもそも沖ドキ再設置の何が問題なのか?そういえばパチスロ機の設置期間ってどんななの?なんていう補足的な部分から、今後起こりえるパチスロ業界のリスクについてまとめていきます。
パチスロファンとして喜ぶべきなのか。店舗の企業努力だというべきなのか。それとも決めたルールには従うべきなのか。とにかく意見が割れています。
それほど今回の件は大きな問題に発展しかねないと、何度も何度も警告が出ているといった状況なのです。
沖ドキ好き!合法の裏物でしょ
ななちゃんは射幸心の塊なんだね
コイン持ちが少ないだけで期待できるようになったら1人前
もくじ
沖ドキ再設置問題について
2021年1月11日までに撤去となり、店舗から消えたはずの沖ドキが同2021年1月20日以降に再導入する店舗が続々と出てきて一部で話題となっています!
一般的なユーザーからすると、『やったー沖ドキまた打てる』程度の問題かもしれないのですが、これが実は結構やばい問題に発展しかねない状況になっています。
パチスロの今後が今決まるといっても過言ではない状況です。
スロッターファンの皆様はこの件をざっくりでも知っておくべきかと思います。
業界のルールややこしすぎ
でもこの問題だけは無視しない方がいいかも
パチスロ機の撤去のルール
細かい説明をすると長くなってしまうので、わかりやすい簡単な説明にします。
パチスロ機は販売許可が出てから3年しか店舗に設置できません。
追加で延長の認定期間が設けられることもあり、合計で最長6年となっています。
これは法律上でのルールなので、これを超えての店舗設置は不可能です!
これは知ってる
5号機とかが撤去されていくのも検定切れたから、の認識でいいと思う
沖ドキの再設置に違法性はない?
沖ドキの再設置は合法です。それがまさに今回問題となっている点です。
実は法律上での沖ドキ撤去日は2021年1月11日ではない、という部分がピックアップされます。
何故そんなことが起きたのか、これを時系列順に追って説明します。
時系列1:パチスロ関係業界から行政へ1年設置延長のお願い
昨今の情勢、緊急事態の宣言などで外に出歩けない状況もあるので、期限切れを迎える機種の1年程度の延長を認めて欲しいという要請を出しました。
これはおそらく店舗を含めた業界全ての願いだったと思います。
名機と呼ばれる5号機が店舗にも行けない状態で撤去日を迎えるのは本当に寂しい。
時系列2:行政は1の案を容認と射幸機自主規制の約束
1年の設置延長を認めるものの、一部の高射幸機は自主的に撤去するよう要請を出し、業界もこれに同意。
業界側は店舗側に沖ドキを含めた高射幸機の『自主規制』、つまり1年延長はされるけどそれを待たずに優先撤去をしましょうね、という約束です。
店舗側は誓約書まで書きこれに同意し、撤去するはずだった機種の1年延長を聞き入れてもらったという形です。
時系列3:一部の実店舗で沖ドキを撤去しないという問題発生
店舗側としては、あくまで『自主規制』であり法的に沖ドキは1年の設置期限があるので問題ない、としています。
業界側は当然怒り、設置店舗へ何らかのペナルティを出すという通知や、撤去しろというかなり強い通知を出し続けました。
行政側とした約束を店舗側がやぶってしまったような形です。
時系列4:設置店舗へのペナルティは事実上発生しなかった
当初継続設置店舗へのペナルティとしては、「メーカーサイドに協力してもらい新台を売らない、中古台を売らない」などと検討されていたそうです。
しかし、なんとこれが『独占禁止法』という法律に引っかかるとの見解になりペナルティが事実上不可となってしまったのです。
2021年5月に設置期限を超過した沖ドキの再設置・未撤去の経営店舗に資格停止などのペナルティが発生しました。
ただし、ペナルティよりも沖ドキを設置していた利益の方が高いのではないかともいわれています。
時系列5:ライバル店に設置してあり、実質ペナルティがないと知り大量の再設置に発展
当然人気機種であり、しかも他店ではもう2度と打てないと思っていた沖ドキがまた打てるとあれば沖ドキ好きは集まります。
競合店に設置してあって、しかもペナルティが実質ない。
これは置いたもの勝ちの状況なのではないか?業界との優先撤去の約束はどうなるのか?置いてないだけ損なのではないか?とい憤りが噴出しました。
沖ドキを撤去するから他の設置期間を延ばしてもらっておいて、沖ドキは結局撤去しない
まさかの独占禁止法に戦慄
沖ドキを再設置するのは何が問題なのか?
沖ドキ再設置の問題で、業界団体と実店舗側と足並みが揃ってないという事の他に問題視する点はいくつかあります。
これからここで取り上げる以外の問題も多数あるかと思いますが、とくに今後スロットユーザーが煽りを受ける可能性が高い2点について強く警告しておきたいです。
沖ドキ再設置から見える店舗側の経営悪化
本来ならば厳守すべき業界のルールを守りたくても、守れないほど経営が悪化しているのではないか、という危惧です。
これは全ての店舗ではないかと思いますが、もはやこの再設置で来客してくれるユーザ-が最後の頼みである店舗すらあるかのようにも思えます。
やはり沖ドキは人気があり、お店側としてもドル箱機種でしょう。粗利も高いと聞いています。
客足が遠のく中、沖ドキ再設置を大々的にアピールし、ひと儲けしてから店舗をつぶすようなお店もあるのではないか?もしそうであれば、極悪設定になりかねません。
沖ドキの設定1は本気でやばいですよ。
当然ほぼ全店舗利益目的での再導入であることだけは忘れないでください。
お達しを無視した結果が今の規制。さらに風当たりが厳しくなる可能性
2021年、6.2号機でついに規制緩和か!?とすら噂が出たほどに現状の規制緩和は期待されていました。
が、今回の沖ドキ再設置を受けてその規制緩和がさらに遠のくのではないか?という危惧をしています。
そもそも何故このようなスロットの規制ができたのかを考えるとそれも納得がいきます。
出玉が強すぎる台はダメだよーという中で、どうしてもギリギリを攻めて続けてしまった。そして規制ができてしまった。
今回はどうでしょうか?業界の足並みが揃わないのであればもっと厳しくするね、となる流れだと悲しいですね。
6号機規制は知りたくもないくらい嫌な規制ですが、知っておいて損はないかもしれません。
▼6号機規制については以下をご参考ください。
沖ドキの再設置問題でスロットを改めて考えてみる
沖ドキを置く店舗への理解も少しはあります。
この問題は根が深いので、何が良くて何が間違っているという判断はかなりシビアだと思います。
そもそも、法律と自主規制っていうダブルスタンダードの状態もやはり違和感はあります。
こんな状態で店舗側が健全にスロッターへと利益還元してくれると考えにくいのが今の状況です。
でも沖ドキ打ちたい!いや、もう光って連チャンするならなんでもいいわ
ななちゃん…。
まとめ
沖ドキ再設置問題で、1人のスロッターとしてできる事は本当に少ないと思います。
そこに打ちにいかない、というだけが正解でもないし、打つ事が正解とも思えません。
ただ、店舗もスロッターもみんな悲鳴をあげていると思います。
しかし、ここまで露骨に業界ルールを破るのはあまりないように思えるので、とにかくこれからのスロットが心配です。
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