ルーレットで遊んでいると「黒」「黒」「黒」……と信じられないほど黒が続いたり、同じ数字が連続(理論上の確率は1/1,369)したりと偏りがみられることがあります。
長く遊べばこの偏りは平たくなると言われていますが、実際に遊んでみるとこの偏りによって痛い目を見ることもしばしば。
特にマーチンゲール法やココモ法などを利用し、この偏りが負の方向に作用してしまうと大敗のきっかけになってしまいます。
ルーレットの最大の魅力はストレートアップで36倍の配当を得ることですが、これを活用したベット手法であるネイバーベット法をご紹介します。
「ストレートアップ」の36倍配当を出してみたいです。
そんな時にはこのネイバーベットを使ってみるのも1つの手よ!
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もくじ
ネイバーベット法とは
ストレートアップベットを基本としたベット法に、「ネイバーベット法」というのがあります。
ルーレットで遊ぶと、必ずと言っていいほど偏りが見られます。この偏りは一時的なものなのですが、この偏りを利用したベット法が「ネイバーベット法」です。
ネイバーベットを英語で表記すると「Neighbor Bet」です。「Neighbor」は「隣」「隣り合うもの」の意味の単語です。
わかりやすく言えば「近くの数字にベットする」ということ。
偏りの波にうまく乗れば、資金を効率よく増やすことのできるベット法ということです。
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ネイバーベット法はヨーロピアンルーレットで使う
ネイバーベット法とほぼ同義で使われる言葉に、シフトベット法という言葉があります。
ネイバーベット法はシフトベット法のひとつですが、その違いを簡潔に説明すると次のようになります。
- 「シフトベット」は主に「アメリカンルーレット」で使われる言葉
- 「ネイバーベット」は「ヨーロピアンルーレット」で主に使われる言葉
またネイバーベットの由来の通りに偏りに着目して行えばネイバーベット法で、ランダムに行えばシフトベット法という解釈もできます。
いずれにしても、ほぼ同義語であるとの理解で間違いありません。
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ネイバーベット法はホイールを4分割して1つのエリアにベット
ネイバーベット法はホイールを4分割して、どのエリアに偏るかを推測して活用します。
「0」を起点として右回りに9つずつの数字をエリア分けします。
「0」もフォローしたい場合は、AエリアまたはDエリアに入れると良いです。
Aエリア(32,15,19,4,21,2,25,17,34)
Aエリアは赤の「21」を中心にした「32,15,19,4,21,2,25,17,34」の9つの数字です。
実際にチップを置いてみると図のようになり、ここに規則性はありません。
Bエリア(6,27,13,36,11,30,8,23,10)
Bエリアは、黒の「11」を中心とした「6,27,13,36,11,30,8,23,10」の9つの数字で構成されます。
Aエリア同様にチップを置いた時の規則性はありません。
Cエリア(5,24,16,33,1,20,14,31,9)
Cエリアは、赤の「1」を中心とした「5,24,16,33,1,20,14,31,9」の9つの数字で構成されます。
こちらもAエリア、Bエリア同様にチップを置く位置に規則性がありません。
Dエリア(22,18,29,7,28,12,35,3,26)
最後にDエリアは、黒の「28」を中心とした「22,18,29,7,28,12,35,3,26」の9つの数字で構成されます。
他のエリア同様にチップを置く位置には規則性はありません。
各エリアに共通しているのは、「赤4」「黒5」または「赤5」「黒4」の赤黒が均等の9つの数字になる点と、チップを置く位置に規則性がないということです。
ネイバーベット法を使用する際の注意点
履歴を見て傾向を分析する
多くのオンラインカジノのライブルーレットは、これまでの出目の履歴が表示されており、履歴は最大で100ゲーム以上さかのぼってみることができます。
そこで直近の傾向を確認しておきます。
注意ポイント
履歴の出ないソフト版のルーレットでは「赤」にベットして数ゲーム履歴を作ることで、ちょっとした傾向の確認はできる。
※ソフト版とは、ライブカジノ以外のゲームのこと。
決めた位置に「0」ゼロが来たらスピンさせる(ビデオルーレット)
ちょっとオカルト要素がありますが、いつも同じタイミングでスピンをさせることを意識すると効果が得られるかもしれません。
ポイント
決めた位置に「0」が来たらスピンするなどの工夫もいいかもしれません。
オカルト要素が強いですが、傾向を正確に読み解くためのひと工夫といったところです。
ライブルーレットはディーラーに注目
ライブルーレットはディーラーの癖が出やすいといわれます。
ディーラーに着目するのも傾向を見極める要素になります。
ちなみにディーラーがチェンジしたら、それまでの傾向は一旦リセットするのがよいです。
ポイント
ボールの投入タイミングがいつも同じディーラーでは偏りの傾向が出やすく、ランダムなディーラーだと偏りの傾向が出にくいともいえる。
前ゲームで玉が落ちたエリアにベットするか?それ以外のエリアにベットするか?
傾向がみられて、連続性があると判断したら前ゲームの玉が落ちたエリアの9つの数字全てにベットをします。
逆に連続性がないと判断すれば、前ゲームのエリアを外すといった具合にベットします。
個々はプレイヤーの判断を必要とする部分で、勝敗を大きく左右する部分です。
確率が4分の1になるとなんだかスゴく当たる気がします!
プレイしていれば4つに分ける番号は覚えられるから焦らずプレイしてみようね。
ネイバーベット法をシミュレーションで実践する
ヨーロピアンルーレットでネイバーベット法を実践
実際にライブルーレットを利用して、ネイバーベット法の実践をしてみました。
これまで過去15回の履歴は新しい順に
9,15,20,23,26,1,35,36,27,25,1,17,8,4,33
これをエリアで表示すると
C,A,C,B,D,C,D,B,B,A,C,A,B,A,C
Aが4回、Bが4回、Cが5回、Dは2回となります。同じエリアが連続したのはB→Bの1回のみです。
1ゲーム目
連続が生じていないのでCエリアはないと判断します。
中でも出現回数の少ないDエリアを選択します。前回の出目の「9」はCエリアとDエリアの境界の数字です。
Dエリアの「22,18,29,7,28,12,35,3,26」の9つの数字にそれぞれ1ドルをベットします。
→<結果>「7」 収支はプラス27ドル
2ゲーム目
出ていなかったDは連続すると予想しました。
再び、Dエリアの「22,18,29,7,28,12,35,3,26」の9つの数字にそれぞれ1ドルをベットします。
→<結果>「22」 収支はプラス54ドル
3ゲーム目
もう一丁!とDエリアを狙い撃ち!との意気込みでDエリアの「22,18,29,7,28,12,35,3,26」の9つの数字に、それぞれ1ドルをベットします。
→<結果>「30」Bエリアの数字で外れ 収支はプラス45ドル
4ゲーム目
Aエリアは連続がないが出現率はそこそこなので、そろそろ連続性が生じると予想。
Aエリアの「32,15,19,4,21,2,25,17,34」の9つの数字にそれぞれ1ドルをベットします。
→<結果>「31」でCエリアの数字で外れ、収支はプラス36ドル
5ゲーム目
再びDエリアに戻るなら、Dエリアの連続にとDエリアを選択します。
Dエリアの「22,18,29,7,28,12,35,3,26」の9つの数字にそれぞれ1ドルをベットします。
→<結果>「21」Aエリアに止まってしまいハズレ、収支はプラス27ドル
シミュレーションではプラス27ドルで終了
今回のシミュレーションではプラス27ドルで終わりました。
このようにネイバーベット法では、おおよそ1/4の確率でストレートの36倍を当てることができます。
さらにディーラーのクセを見抜けば、さらに確率を上げることもできる可能性は十分にありますよ。
ネイバーベット法のメリット
ネイバーベット法には様々なメリットがあるので、プレイ前にしっかりと確認しておきましょう。
勝利すれば利益が大きい
シュミレーション5回の検証からも5回中2回の的中で、27ドルのプラス収支が得られています。
ベット額が9ドルで勝利時の配当は36ドルですから、勝利時の利益は非常に大きいものになります。
勝率を上げやすい
ネイバーベット法は理論上、約1/4の確率で当てることができます。
ストレートアップベットの1/37の確立と比較をしても、勝率は上げやすいと言えます。
傾向の読みから的中率を上げられれば勝率はさらに上げられます。
ネイバーベット法のデメリット
ネイバーベット法はメリットだけでなくデメリットも存在します。
そのため、プレイするときは以下の点にも気をつけて賭けるようにしましょう。
負ければ損失が大きい
負ければ9ドルを失います。9か所にベットするので外れた時の損失は小さいとは言えません。
仮に先のシュミレーションで5連敗をしてしまうと、5回のスピンで45ドルの損失になります。
ひとつだけでも的中すれば、マイナスも9ドルと小さくなりますが、5連敗以上は大きなリスクです。
チップの配置が複雑
チップの配置は複雑で覚えるのが大変です。
規則性があれば別ですが、規則性がないので覚えるまで時間を要するし、ベットするのにも時間を必要とするのはデメリットのひとつです。
覚える時はまずは、真ん中の数字を覚えることをおすすめします。
ただし、オンラインカジノの多くはこのネイバーベットを1タップでできるようにすることができます。
ネイバーベット法を一瞬で実践する方法(スマホ版)
やり方は利用するオンラインカジノや、配信するゲームプロバイダによって異なります。
ここでは、ライブカジノで人気のあるエボリューションゲーミング社のライトニングルーレットについて解説していきます。
STEP1. 左下の☆マークをタップ
このような星マークが、お気に入りのマークとして表示されていることも多いです。
STEP2. お気に入りのベットが出てくる
ここで好きなベット方法を保存することができます。
保存は最後にベットした箇所が保存可能となっています。
STEP3. 最初からいくつかのベット方法も用意されている
19-36を使ってベットしてみましょう。
ワンタップでまとめてベットすることができました。
最初から用意されたベット方法を使ってもいいですし、お気に入りに各ネイバーベットの方法を保存しておいてもいいです。
こうしておけば、ワンタップでベットすることができます。
ネイバーベット法を一瞬で実践する方法(PC版)
STEP1. 右下側「☆」が表示される
こちらもスマートフォン同様に、星マークを探してみましょう。
STEP2. PC版はスマホ版と使い方は同様
スマホ版と同様、お気に入りのベットもできます。
STEP3. 最初から用意されているベット箇所も同じ
基本的な画面はスマートフォンと変わらないので、使いやすさはどちらも同じ。
遊ぶ環境に合わせてよく使う方を、やり方と合わせて覚えておきましょう。
▼ルーレットのお気に入りベットの登録方法についてはこちらをご参考ください。
オンラインカジノならベット場所を登録できるんですね。
できる所もあるからそれを活用するとルーレットがすごく遊びやすくなるからおすすめだよ☆
早速プレイして来ます!
まとめ
ネイバーベット法はルーレットのゲーム履歴から、連続性や傾向を見出し出目の傾向をもとに次の出目を予測して、広く網を張って的中を得るベット方法です。
この連続性や傾向はホイールの癖によって生まれると言われていましたが、現在はホイールの精度も高まり、ホイールの癖によるものはほぼなくなっています。
またディーラーの特徴や癖などの要素が要因になるのでしょうが、連続性や傾向を見出してベットをすることで、予想をする楽しみが倍増しますよ。
「ひらめき」や「好きなナンバー」でベットをするのもルーレットの楽しみ方のひとつ。
ただ傾向を読み解く楽しさの味わえるネイバーベット法を取り入れると、ルーレットの楽しみの幅が確実に広がります。
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