パチンコ/パチスロのファンにとって、冗談ではすまされない出玉カットについて考察していきます。
出玉カットと目にするだけでもある程度のイメージはできるかと思いますが、ジェットカット事件とは何か?なぜ出玉カットが横行したのか?現在の出玉カット事情について触れていきます。
もちろん全店舗で出玉カットをしているわけではないですが、不正行為の中でもダイレクトに打ち手側が損をする出玉カットは全スロッターに知っておいてもらいたい。
やり方が巧妙になった現在の出玉カット事情も紹介します!

出玉カットはジェットカウンターカットだけではない!
出玉カットだけはゆるさない


もくじ
パチスロの出玉カットとは?

ユーザー側が本来受取れるはずだった出玉、メダルが何かしらの不正でカットされる事を指します。
その多くは集計機の出玉カットで、パチンコ/パチスロの出玉は専用の出玉集計機に入れて数を集計します。
この集計時に、自動集計機が本来の数よりも少ない出玉数を表示する事で出玉カットができます。
スロットのメダルもそうですが、パチンコの玉は人間が1玉1玉数える事は現実的ではありません。
当然、自動集計機に入れて数えるのですがこの時に出玉をカットするという事です。
パチスロやパチンコの出玉集計機をジェットカウンターという事から、集計時に出玉をカットされる事を『ジェットカット』や『ジェットカウンター詐称』などと呼称したりもします。
集計の際に玉詰まりやメダル詰まりがあって集計に誤差が出る事もたまにあるのですが、今回は意図的な不正での出玉カットについて紹介していきます。
ジェットカット事件

最も有名な出玉カットは『ジェットカット事件』と呼ばれ、今でも覚えている方も多くいます。
今後も記憶から消してはいけない問題です!
ジェットカット事件は最終的にお店側が「玉計数機の不備でした」と、公式発表し実際に集計結果が違っていた事は認めています。
つまり、事実として出玉カットは存在しているという事です!

騒ぎになった後に公式発表したわけですが、その以前から店長クラスの出玉帳簿を確認する人は差玉に気付いていたはずです。
貸出+払出し=集計数、単純なこの集計にズレがあればお店側は絶対に気付かないといけない問題です。
この騒ぎが起きなければいつまでもこのままだったのだと思うと、騒ぎを起こした人を賞賛したいと思います。

カットは実在した!怖すぎる
整備不良でした、で納得するスロッターはいない

出玉カットをする2つの理由
出玉カットをする最大の理由は利益確保

あくまでも意図的にやっている、という事を前提にしますが、カットされた分の出玉はお店の利益になります。
ジェットカットでの出玉カットを例にします。
1つの店舗で1日に何回もジェットカウンター集計が行われるはずなので、その効果は絶大だというのは想像できるのではないでしょうか。
出玉カットは気付かれにくい不正行為

出玉カットは常時カットしているわけではなく、例えば5,000枚以上を流した場合のみ3%分カットする、一定数を超える出玉を流した人だけに限定してカットするなど、手口が巧妙になれば気付かれにくいというのもあります。
捕まらなければ犯罪じゃない、審判がファールを取らなければファールじゃない。そんな思想なのでしょうか。
とにかく出玉カットは打ち手からも、第三者からも気付かれにくいという性質があり、店舗側も仕掛けやすい不正行為となってしまっています。
健全化機構の調査でわかるパチスロ出玉カットの横行

遊技産業健全化推進機構というパチンコ業界の団体の存在し、パチンコ/パチスロの健全化を目的に告知のない立ち入り調査が日々行われています。
かつてこの健全化機構の立ち入り調査の結果として、集計機に対するエラーやメンテナンス不備が最も多く発見されたという経緯があります。
不正していた、という表現ではなく「メンテナン不備」という部分に疑問もありますが、遠隔や裏物よりも多く横行していました。
集計機は検査対象外だったので出玉カットが横行した

スロット実機は厳重な検査と審査してからやっとお店に設置できる、というイメージはみなさん持っているかと思います。
しかし、実際にはジェットカウンターの検査がされていなかった、という過去があります。
検査されないならやりたい放題、と普通はならないかもしれませんが一部の店舗ではそういう考えで運営していたわけですね。

検査が入らない、いじりやすい、見つかりにくい
1台30万程度でカットカスタマイズ可能らしい

恐怖!今も巧妙化するパチスロ出玉カット

ここからはさらに巧妙に進化した出玉カットの実情をお伝えします。
これがパチスロの現実だとしたら、絶望して打ちたくなくなる方も出てきてしまうかもしれません。
今もどこかで出玉カットされていると思うと本当に悲しいですが、パチスロユーザーの皆様が出玉カットの認識を持つ事で業界の意識が変わっていく事を願っています。
悪質度★ ホッパー改造

スロット機のメダル払出しは、ホッパーと呼ばれる機械が払出しを行ってくれます。
このホッパーが本来15枚払出さないといけいところを14枚にするとか、それを毎回ではなく何回かに1回などにコントロールするなどで払出しをカットします。
集計機を使ったカットではないので、打ち手は気付きにくいですね!
悪質度★★★ 貸し玉カット

1,000円で47枚貸しのところを46枚にする。500円で125玉貸しのところを123玉にする。
こういった具合で、何回かに1回の割合や、ユーザーの打ち手状況で貸し玉をカットする方法があります。
打ち手の状況次第というのが実に巧妙で、「初回の貸し玉はカットしない、貸し玉数を調べようとする行動をとられた時にはカットしない、遊技中に貸し玉ボタンを押した時だけカットする」などのコントロールがされている。
悪質度★★★★★★ 各台集計機と出玉表示カット

現在はパチンコもスロットも各台に自動集計機がついていて、出玉レスになってきました。
この各台集計機と台の出玉表示を連動させて出玉カットする不正があります。
台が「●●枚出した」という表示する機種が一般的になりましたが、この数字がもう最初から不正された数字として表示できます。
その不正カットされた出玉表示の数字に従って各台集計機もつじつまを合わせて集計するといったもの。
ここまでやられると、内部告発レベルでないと気付くのは不可能ですし、店長クラスでも把握できないように不正する事ができます。

もう絶対不正わからない。無理
巧妙にするっていうのは需要があるからだよね

パチスロ出玉カット以外の不正
遠隔操作

パチンコ/パチスロにおける遠隔操作は聞いたことはあるが、実情を知らない人がほとんど。
現在ホールでの遠隔操作は根絶されたとされているが、過去には遠隔操作で摘発となった事例もある。
『ぶら下がり』という遠隔操作の器具を遊技台に設置する事で遠隔操作が可能になります。
サクラ

お店側またはお店の設定状況を知っている何者かと結託して、高設定台などを意図的に打つ事。
教えた側と打ち手側とで利益を分配するのか、お店側が出玉を見せて優良店アピールをするに使われます。
今も昔も存在していますが、店長のお小遣い稼ぎのためにサクラを募集しているのを目にします。
当然犯罪行為なので甘い話には乗らないように!
出玉カットがあるし、出玉がないパチスロはオワコン

パチスロはもう限界なのではないか…。
オワコンなのではないか?
6号機時代に突入してから面白くなったと感じる方はごく少数で、実際はもうスロットに期待している人はいないのではないかと感じます。
6号機は出ない、勝てない、うるさいだけの演出、巨大化する筐体は高騰する。
そして設定は入らない…。
それでもホールに向かってしまう。簡単には辞められないですよね。
スロットが単純に好きで、これからもスロットを愛していきたいと考えている人は多くいるはず。
私もそのひとりです。
▼6号機はオワコンである理由を詳しく解説しています。
まとめ
パチスロ最大の不正行為といっても過言ではない、出玉カットについて紹介しました。
過去にもおおきな規模で横行した出玉カットは、現状も姿かたちを変えて残っています。
6号機の規制問題で出玉もなくなり、遊技人口も減っている中での出玉カットは本当に致命的になりかねません。
このままでは大好きなパチスロが信用できなくなってしまう。我々一般のスロットユーザーがこの現状を良しとして打ち続けるというのも悪いのかもしれませんね。

出玉カットは命を削るのと一緒!
出玉カット根絶!出玉カット反対ー!


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