6号機ファン待望(?)の新基準機である6.2号機が2021年9月6日より全国ホールに導入開始されます。
6.2号機の大きな焦点は規制緩和であり、今のところ好調とはいえない、6号機の救世主になるのか注目が集まっています。
今回はどのような規制緩和があったのかをわかりやすく解説し、今後期待できるようになるポイント、変わらないであろう規制と併せて紹介してきます。
5号機が撤去されたパチスロ業界を救えるか
6号機もそろそろ慣れてきた感あるね
もくじ
6.2号機の変更点
主な変更は有利区間が1,500G→3,000Gになったことです。
6.1号機以前は有利区間1,500Gが上限となっており、高純増タイプでないと純増2,400枚のリミットまで届かず終わってしまう可能性があったのでそこが緩和されます。
ゲーム性にも幅が出るので、5号機で多くのヒットを出したA+ART機タイプや低純増タイプが増加するのではといわれています。
有利区間変更の解説
6.2号機になり有利区間が伸びる事での影響を図で解説します。
例として純増2枚のART機があったとします。
6号機の出玉リミットである純増2,400枚に到達するためには有利区間1,200Gが必要です。
▼旧基準の場合
500GからARTに突入させてしまうと、残りの有利区間が1,000Gしかないので2,000枚獲得で強制終了してしまいます。
▼6.2号機の新基準の場合
有利区間が延長されたことで、500GからARTスタートしても有利区間が2,500G残っているので純増2枚の機種だとしても上限2,400枚まで取り切る事ができます。
低純増タイプでのバリエーション増加に期待だね!
6号機の規制と有利区間について
そもそも6号機の有利区間が難しくてよくわからないという方も多くいるかと思います。
有利区間を簡単に説明すると、
- ATやARTを抽選している状態の区間
- 1回の有利区間は最大3,000Gか2,400枚獲得を上限に終了する
といった内容です。
有利区間という名前がややこしくしている要因になっていて、簡単に表現すると出玉を制限する区間です。
6号機の遊技中はほぼ有利区間にいると考えてください。
▼5号機との違いや、有利区間を含めた6号機規制について詳しく解説しています。
6.2号機登場で変化するパチスロ、メリットとデメリットとは
メリット1. バリエーションの増加
これまでの6号機では有利区間が短い事で、リゼロを代表とするような高純タイプが多く存在してきました。
高純増タイプは一見時間効率がよさそうにもみえるのですが、出玉が早すぎるため通常時が間延びしがちな設計です。
反対に低純増タイプだと2,400枚前にゲーム数のリミットが来てしまいます。
有利区間の延長で低純増タイプの悩みが解消されるので、機種別のバリエーション増加が予想されます。
1,500Gよりも3,000Gの方が出玉シナリオが幅広くなるということだね
メリット2. 規制緩和の第一歩
有利区間が延長されたから何?と冷めた目になるのもわかりますが、これはパチスロファンにとって大きな規制緩和の第一歩となっています。
6号機が不人気である根幹的な理由でもある2,400枚上限も、将来的に緩和されるではないかと噂されています。
いきなり有利区間を取っ払うわけにもいかないので、6.2号機のような規制緩和を徐々にしていき最終的に出玉上限の緩和へともっていくのではないでしょうか。
デメリット1. 間延びしたゲーム性になる可能性
6.2号機の規制緩和にデメリットは存在していませんが、今後6.2号機としてリリースされる機種の多くは有利区間の延長を使ったゲーム性になると予想できます。
例えばリゼロは純増8枚ですが、6.2号機で発表されているマジハロToTは純増1枚のスペックなので雲泥の差である事がわかります。
6.2号機になったからといって必ず低純増にしなければいけないわけではありません。
高純増タイプや純増が段階的にレベルアップするような機種も出てきますが、全体的にダラダラしたと感じるかもしれません。
1,500G以内に2,400枚出すのと、3,000G以内に2,400枚出すのとでは出玉スピードが圧倒的に違うのは仕方ありませんね。
6.2号機に期待すること
遊技の幅がひろがり、バリエーションが増えると遊技人口は増加します。
5号機初期の頃と同じようにある程度環境に慣れ、制限はある中でも面白い機種がリリースされてからホールに人が増えた印象があります。
6号機も同じく、5号機でスロットを引退しようと考えていた人が戻ってくるかもしれません。
そうなればホール側も設定で還元し、かつての盛り上がりを復活させようと努力するはずです。
結局どんなスロットを作ってもホールが低設定を使い続ければユーザーはいなくなります。
この規制緩和からしばらく経過してユーザーが戻らなければパチスロはもうダメかもしれません。
6.2号機でも変わらないこと
有利区間に引き直し(引き戻し)で2,400枚超えられる可能性があるよー、というセールスポイントを出している機種もありますが、6号機である以上は出玉率試験の内容に変更はありません。
つまりホイホイ2,400枚を突破するような機種は出率試験に落ちるので、ホールに設置される事もないです。
有利区間を延長したことで低純増タイプとして成立させ、低純増だからこそ有利区間の引き戻しを現実的に行えるようになるかもしれません。
しかし6号機であるという事は変わりようのない悲しい現実です。
6.2号機で話題の3機種
うしおととら雷槍一閃
6.2号機の第一弾は2021年9月6日導入予定のうしとらです。
ティザー動画は5号機黄金期再びとありますが、さてどうなのでしょう。
純増2.7枚のATタイプで基本的には100Gでの周期抽選です。
天井は700G+αで天井恩恵の振り分けは以下の表となっています。
うしとらチャンス | 60% |
真うしとらチャンス(高継続ATに移行) | 25% |
うしとRUSH(AT) | 15% |
ざっくりとしたゲームフローはバジリスク絆みたいな感じなので、疑似ボ当ててAT行くか行かないか、的なノリです。
ペロリナ氏が歌っているようなので、歌聞くまで打つかもしれません。
マジカルハロウィン~Trick or Treat!~
マジハロ8という表記ではなくマジハロToTとなるようで、9月21日導入開始予定です。
A+ARTで純増1枚と、スペック面はマジハロ5に近い感じ。たしかにマジハロ5くらいだったら6号機の規制でも作れそうですね。
天井は333Gで恩恵はお馴染みの詠唱チャレンジ(CZ)です。
「まじかるりんくしすてむ」という名前のエンディング後でも、ARTが継続するかもしれない引き戻し機能を搭載しています。
天井恩恵は強くありませんが、かなりマイルドに遊べそうなスペック。一度は触ってみる予定でいます。
パチスロANEMONE交響詩篇エウレカセブン HIーEVOLUTION
初代エウレカのようなボーナス+ART機ではなく、本機はAT機としてリリース。
通常時は設定1でも1/54.4と破格に軽いCZから擬似ボーナスを目指し、そこから純増2.6枚のAT"ダイブトゥエウレカセブン"を目指すゲーム性。
アネモネが主役のため、デビルフィッシュやニルヴァーシュが敵として立ちはだかります。
ニルヴァーシュは敵キャラ最強で、撃破難易度が非常に高いです。
味方として登場すると最弱なのに、敵になると急に最強になるのは勘弁願いたいところ。
ATの自力感はヒリつく感じがして悪くないですが、ATに入れてなんぼの台でAT中に安心できる瞬間がほとんどないのは精神衛生上よくありません。
まとめ
6.2号機の変化は有利区間の延長だけです。
しかしこの小さな規制緩和でゲーム性のバリエーションが増え、遊技人口が増える事や、今後の規制緩和にもつながっていくのだと信じています。
6.2号機で発表されている、うしとら、マジハロも引き戻しをポイントにしていましたが、同一有利区間で2,400枚の壁はまだ超える事はできていません。
今後どのように進化していくのかあまり期待しない程度のテンションで見守っていきます。
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