
オンラインカジノでは一見初心者からすると問題ない行為でも、規約違反に該当してしまいサービスを利用できなくなる恐れがあります。
犯罪に当たる行為はもちろんですが、アカウント登録の時やボーナスをもらう時にも注意が必要です。
テーブルゲームでも禁止行為として「オポジットベット」「カードカウンティング」が規約違反として知られています。
知らなかったとしても禁止行為を行ってしまえば、何かしらの罰則を受けてしまうので、オンラインカジノで遊ぶ前に禁止行為について確認しておきましょう。

オポジットベットってどういう意味?
バカラのような2択に賭けるゲームで両方にベットすることだよ


どうして両方に賭けることが禁止行為になるんだろう?

オンラインカジノの禁止行為10選

禁止行為と気づきづらいものもありますので、ここで簡潔に10個の禁止行為を紹介します。
知らないと罪に問われる可能性もありますので注意しましょう。
マネーロンダリングを行う
マネーロンダリングとは犯罪で得たお金を違うお金と交換して、証拠を隠すことを言います。
マネーロンダリング自体が犯罪として処罰されますし、カジノ側も犯罪に加担すると信用が落ちる可能性がありますので、アカウント停止などの対応が取られるでしょう。
日本でもマネーロンダリング防止のため、「犯罪収益移転防止法」などを定めて対策が行われています。
ベラジョンカジノでもマネーロンダリングに関しては厳しく取り締まっています。

複数のアカウントを作る
オンラインカジノで複数のアカウントを作ってしまうと、入金不要ボーナスを2つのアカウント分もらうことができてしまい、不正に資金を増やすことが可能になってしまいます。
本来同じ名義で作れるアカウントは1つだけですが、万が一作れてしまうとアカウントが凍結される恐れもありますので気をつけてください。
アカウント凍結の解除を申請する場合は、カスタマーサポートに連絡してみましょう。
ベラジョンカジノでは以下の記載があります。

他人の決済方法で入出金する
自分のアカウントに登録できる決済方法は自分のものだけです。
他人に送金ができてしまうと勝利金を他人に譲渡したとして、こちらも規約違反になってしまいます。
家族の決済方法であっても登録できないので、決済方法を登録するときはアカウントに登録した名前と同じかを1度確認しましょう。
誤りがあるとアカウント凍結の可能性があります。
禁止地域での利用する
オンラインカジノには利用を禁止している地域があり、禁止地域からアクセスしていることが発覚するとアカウントが凍結されてしまいます。
利用地域の偽装を試みた場合は犯罪に当たる可能性がありますので、絶対にやらないでください。
ベラジョンカジノでも「アメリカ合衆国、オランダ、フランス、オランダ領西インド諸島、およびキュラソー島に居住するプレイヤーによる当ウェブサイトでのアカウントの開設、または使用は認められておりません。」と記載されています。
以下はベラジョンカジノの利用禁止地域に関する記載です。

未成年が利用する
どのオンラインカジノでも未成年の利用を硬く禁じています。
入金した額が帰ってくる場合もありますが、年齢が達するまで全額没収される可能もありますので、利用可能な年齢に達してからプレイしましょう。
ベラジョンカジノでは利用者は20歳以上と定めており、20歳未満の利用が確認されるとアカウント閉鎖の対処がされます。

偽りの情報を登録する
複数アカウントの所持や未成年の利用にも関わってくるため、登録情報には誤りがないようにしましょう。
犯罪に利用される事態は避けたいため、運営側も厳しく取り締まっています。
引越しや名字の変更によって本人確認書類とアカウントの登録内容が異なってしまうことがありますので、書類の情報は最新のもので間違いないかを再度確認してください。
ボーナススタッキングを行う
ボーナススタッキングとは複数のボーナスを重ねて使用することです。
例えば入金不要ボーナスをもらった後に、入金ボーナスももらったとします。
この場合初めにもらった入金不要ボーナスを全て消化してからでないと、入金ボーナスを利用することができません。
ベラジョンカジノでは初めにもらったボーナスの賭け条件がクリアしていないうちに、次のボーナスをもらうことも禁止しています。
オンラインカジノによってボーナスの利用規約は違いますので、勝手な思い込みでプレイしてしまうと規約違反になる可能性がありますので注意してください。
外部ソフトを使ってプレイする
人工知能ソフトなどを使ってオンラインカジノをプレイすると、安易に報酬を稼ぐことができてしまい、ゲームバランスが悪くなるため使用は禁止されています。
主な例としては自動ベットツールやカードカウンティングツールなどです。
しかしオンラインカジノに元々ついている自動ベット機能は利用しても問題ありません。
あくまで外部のソフトを利用することが禁止されています。
自動ツールの使用が判明するのは出金時に行われる審査の時です。
出金時には自動ツールだけでなく、マネーロンダリングやボーナススタッキング等の行為も厳しく審査しています。
運営側を侮辱する
サポート窓口に直接暴言などを吐くことはもちろんですが、SNS等で侮辱目的の書き込みをすることも禁止されています。
仮に身に覚えのない不正を疑われてアカウントが凍結させられても、運営にを侮辱する態度を取ってはいけません。
お金が絡むサービスなため少々感情的になってしまう場面もあるかも入れませんが、本人確認を通して潔白が証明されれば凍結は解除されます。
最悪こちらが誤って規約違反を行っていた場合、侮辱したことによってさらに状況が悪化してしまいます。
不満がある場合は一度落ち着いてから、カスタマーサポートと連絡を取りましょう。
利益の分配やアフィリエイトを行う
オンラインカジノで稼いだ報酬は他人に譲渡することが禁止されています。
オンラインカジノで他人名義の決済方法が登録できない1つの理由がこれです。
カジノであっても獲得した報酬に応じて納税する義務が生じますので、他人への譲渡が可能になると個人の課税額に誤りが出てしまいます。
アフィリエイトに関しても許可のなく行うことは禁止です。
しかし一部のオンラインカジノでは規約を明示してのもと、アフィリエイトの利用を許可しています。
例えばカジノシークレットでは申請を行うことでアフィリエイトの利用を許可しています。
テーブルゲームの禁止行為2選

テーブルゲームをプレイする中でも行ってはいけない行為が2つあります。
特にブラックジャックの禁止行為はプレイヤーにとってゲームが有利に進みすぎるため、運営側が損をしてしまうとして知られています。
ルーレット・バカラの禁止行為
ルーレットやバカラでの禁止行為はオポジットベットと呼ばれるものです。
ルーレットでは「赤か黒、奇数か偶数」、バカラでは「プレイヤーかバンカー」のように2択の賭け方ができますが、オポジットベットとはその両方に賭けることを指します。
他にもルーレットでは3択すべてに賭けるオールダズンやオールコラム、全ての数字に賭けるオールナンバーも禁止しています。
プレイヤーの資金は増えない一見意味のない賭け方に見えますがボーナスの出金条件をクリアするためには効率の良い方法です。
しかし運営はオンラインカジノを楽しむ目的の賭け方は認めていても、ボーナスの出金条件をクリアする目的の賭け方は認めていません。
他にもマネーロンダリングの疑いも出てしまうため、絶対に行ってはいけない方法です。
ルーレットの正当な攻略法といては以下のものがあります。
ルーレットの正当な攻略法
- マーチンゲール法
ゲームに勝つまで賭け金を毎回倍に増やす方法 - モンテカルロ法
数列をもとにベット額を決める方法(プレイ時にメモが必要)
ブラックジャックの禁止行為
ブラックジャックの禁止行為はカードカウンティングです。
カードカウンティングとは今までに出たカードからデッキに残っているカードを予想することを指します。
カードカウンティングのやり方
- 2〜6を-1、7〜9を0、10〜KとAを1と考えます。
- 出てきたカードを上記の数字で足し算します。
- 最終的に足し算の数字が大きいほどディーラーがバーストする確率が高くなります。
オンラインカジノでもライブディーラーでならカードカウンティングを行うことができます。
しかしカジノ側がかなり不利になる戦法なため多くのカジノで禁止されており、デッキの数の増やしたりシャッフルの頻度を上げたりと対策がされています。
オンラインカジノで禁止行為を行うとどうなる?

オンラインカジノで禁止行為を行ってしまうと、入出金ができなくなったり勝利金が没収されます。
最悪の場合はアカウントの利用が停止させられる可能性もあります。
禁止行為に対する対応
- 出金に制限がかかる
本人確認情報の不備や出金条件を達成していない場合に起こります。
罰則ほどの対応ではないため、正確な個人情報の登録や出金条件の再確認によって対処できるでしょう。
(主な制限は金額制限、日数制限など) - 資金が没収される
明確な禁止行為に対する対応ですが、身に覚えのない場合はカスタマーサポートに問い合わせてみましょう。 - アカウントが凍結・削除される
登録情報の不備による可能性もあるため、カスタマーサポートに確認した後に凍結解除できる可能性があります。
アカウントが削除された場合は復活させることは困難で、姉妹サイトも利用できなくなる恐れがあります。
オンラインカジノ禁止行為についてよくある質問

オンラインカジノ禁止行為についての質問を2つ紹介します。
- オンラインカジノは捕まる?
- オンラインカジノはどうやってバレる?
オンラインカジノは捕まる?
日本ではオンラインカジノ利用はグレーゾーンと言えます。
警視庁などはオンラインカジノの利用は禁止としていますが、海外のサイトでオンラインカジノを利用している場合は法律で裁くのが難しい現状です。
しかし過去にオンラインカジノを利用して賭博罪の罪で逮捕されたケースもありますので、リスクがあることは理解しましょう。
オンラインカジノはどうしてバレる?
オンラインカジノの利用は税金の面でバレる可能性があります。
入出金を行った際の記録は国も確認できますので、税金の未納としてバレる可能性があります。
他にもマネーロンダリングとしてオンラインカジノを利用していた場合は、運営から告発を受ける可能性もあります。
過去に脱税で捕まった例も少なくありませんが、電子決済や仮想通貨の場合はバレる可能性が比較的低いです。