ポーカーと聞いて多くの日本人が想像するのはドローポーカーでしょう。
1人5枚のカードを持ち、手札を交換しながらより強い役を作ったプレイヤーが勝つゲームです。
ポーカーと聞くと難しいイメージを持つ方もいることでしょう。
しかし、ドローポーカーは役の数は10個ほどしかありませんし、1つ1つのゲームは短くシンプルなルールです。
この記事ではドローポーカーの遊び方やコツをわかりやすく説明し、実際に遊べるオンラインカジノも紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
「ロイヤルストレートフラッシュ」ってポーカーの用語?
そうだね!それはポーカーでとても強い役なんだよ
>>【オンラインカジノ診断】あなたに最も適したオンラインカジノとは?
もくじ
ドローポーカーとは
ドローポーカーにも様々なルールがありますが、ここでは以下の3つを紹介します。
日本人にとって一番有名なのは「ファイブドロー・カード」でしょう。
- ファイブドロー・カード
- ロシアンポーカー
- デューストゥセブン
ファイブドロー・カード
プレイヤー数は2〜8人です。
お互い5枚の手札を見せないように持ち、一度だけ山札のカードと手札を交換することで、他のプレイヤーよりも強い役を揃えたプレイヤーが勝ちます。
手札を交換する前後それぞれでベットラウンドを行い、「賭け金を増やして勝負する」か「ゲームを降りるか」を選択し、持ち金を増やしていく戦略性の高いゲームです。
ロシアンポーカー
ファイブドロー・ポーカーと違う点が2つあります。
1つは相手がプレイヤーではなくディーラーであることです。ディーラーと1対1で行い、より強い役を作れば、その役に応じた配当を貰うことができます。
2つ目はカードの交換がない代わりに、1枚追加でカードを引くことが可能です。
しかしカードを引くには追加で賭け金をベットする必要があるため、リスクを考えた上でのカードを引くかどうかの判断が重要なゲームです。
デューストゥセブン
このゲームは強い役ではなく、弱い役を作ったプレイヤーがゲームに勝利します。
元々「ファイブドロー・カード」から派生したゲームで、5枚の手札を山札と交換しながら役を作ったり、プレイヤー同士でゲームを行ったりと「ファイブドロー・カード」に近いルールと言えます。
比較的ポピュラーなゲームですので、初めてドローポーカーを遊ばれる方にもおすすめです。
ドローポーカーの基本ルール
ここでは日本人がイメージしやすい「ファイブドロー・カード」のルールを解説します。
プレイヤーは2〜8人で行われ、カードは1〜13全てのカードを使用しますが、ジョーカーの使用は任意です。
始めに各プレイヤーに5枚のカードが配られます。
プレイヤーはカード交換を1度だけ行うことができ、他プレイヤーよりも強い役を作れば勝利です。
プレイヤー同士で同じ役が揃った場合は、より強い数字で役を揃えている方が勝ちます。
ポイント
カードの強さはこの通りです。
2<3<4<5<6<7<8<9<10<J<Q<K<A
「ファイブドロー・カード」の役は以下の通りです。
役名 | 内容 |
---|---|
ファイブカード | 同じ数字が4枚とジョーカーが1枚(ジョーカーを使用した場合に限る) |
ロイヤルストレートフラッシュ | 「A,K,Q,J,10」が同じスートで揃う |
ストレートフラッシュ | 連続した5つの数字が同じスートで揃う |
フォーカード | 同じ数字が4枚揃う |
フルハウス | ワンペアとスリーカードが揃う |
フラッシュ | 同じスートが5枚揃う |
ストレート | 連続した5つの数字が揃う |
スリーカード | 同じ数字が3枚揃う |
ツーペア | ワンペアが2組揃う |
ワンペア | 同じ数字が2枚揃う |
ハイカード | 数字もスートも揃っていない |
ドローポーカーの進め方
ここでも例として「ファイブドロー・カード」の流れを説明します。
全体の流れは以下の通りです。
- 席に着き参加費を払う
- ディーラーボタンを置く
- 強制ベットを行う
- 第1ベットラウンド
- カードを交換する
- 第2ベットラウンド
- カードをオープンする
- 1.席に着き参加費を払う
座る席によって参加費、スモールベットの額、ビックベットの額が異なります。スモールベットとビックベットについては「3.強制ベットを行う」で説明します。
お好きな席に座り参加費を払いましょう。
- 2.ディーラーボタンを置く
1人のプレイヤーの前にディーラーボタンを置きます。(ディーラーボタンという名前ですが、ディーラーとは関係ありません)
ディーラーボタンが置かれたプレイヤーはベットラウンドやカード交換の順番が一番最後に回ってくるため、有利なポジションでゲームに参加できるのです。
- 3.強制ベットを行う
ここでは強制的に2人のプレイヤーがベットしないといけません。
ディーラーボタンの左隣のプレーヤーをスモールブラインド(SB)、さらに左のプレイヤーをビックブラインド(BB)と呼びます。
「1.席につき参加費を払う」で説明したスモールベットをSBが、ビックベットをBBがそれぞれベットしましょう。
ビックベットはスモールベットの2倍の額が設定されていることが多いです。
- 4.第1ベットラウンド
ここでカードが配られ、1回目のベットラウンドです。
各プレイヤーは自分の手札を考慮し以下のアクションを起こせます。
アクション 内容 ベット チップを賭ける コール 前のプレーヤーがベットした額と同額を賭ける レイズ 前のプレーヤーがベットした額より多く賭ける オールイン 手持ちのチップを全額賭ける チェック 前のプレイヤーがベットしていない場合、ベットせずに次のプレイヤーに回す。 フォールド ゲームから降りる。賭けたチップは没収される。 順番はBBの左隣のプレイヤーからです。
すでにSBとBBがベットを行ってるため、選択できるのはコール、レイズ、フォールドだけです。
1人オールインすると、その後は持ち金がベット額に満たなくてもオールインを選択できます。(ゲーム序盤からオールインを選択することはマナー違反です)
しかし他プレイヤーよりベット額が少なくなってしまうため、勝利した際の報酬も少なくなってしまう点に注意しましょう。全員がコール、つまり同じ額をベットするまでこのラウンドは続きます。
また1人のプレイヤーを残し、他全員がフォールドした場合はゲーム終了となり、全員分のベット額を総取りです。 - 5.カードを交換する
自分の手札を好きな枚数捨て、同じ枚数を山札から引くことが可能です。
しかし一度しか交換できないため、手札の役が弱くならないように慎重に行いましょう。
順番はBBの左隣のプレイヤーから時計回りに行います。
- 6.第2ベットラウンド
第1ベットラウンドと同じくプレイヤーはコール、レイズ、オールイン、チェック、フォールドのどれかのアクションを行います。
順番はSBから左回りに行いますが、今回はまだ誰もベットしていないため、チェックも選択できます。
これ以降カードの交換は行わないため、ここで勝負に出るかゲームを降りて損失を減らすかの選択がとても重要です。各プレイヤーのベット額を確認し、揃っているであろう役を推測するのも、ドローポーカーの醍醐味と言えます。
第1ベットラウンドと同じで、全員が同じ額をベットするまで続きます。
- 7.カードをオープンする
全員の手札をオープンして役の強さで勝敗を決めます。
これを「ショーダウン」といいます。勝利したプレイヤーは全員がベットした額を総取りできるのです。
もし役の強さが同じプレイヤーがいた場合は、全員がベットした額を均等に分けます。
しかし同じ役でも強い数字で役を作ったプレイヤーが勝つため、引き分けになることは少ないです。
ドローポーカーで勝つには
ペアや強い数字を残す
役がすでに揃っている場合は、下手に崩すと最終的に揃った役が弱くなりますので注意しましょう。
また強い数字が揃っている場合は、そのカードを生かした方が同じ役になった時に勝つことができます。
しかしドローポーカーには11個も役があります。
数字が連続している場合は「ストレート」を、同じスートがいくつか揃っていれば「フラッシュ」が狙えますので、必ずしも数字が揃っていないカードを交換するわけではありません。
「ストレート」や「フラッシュ」を狙うとハイカードになる可能性もあるため、リスクが高いことも意識しましょう。
役が揃う確率を知る
ポーカーは確率勝負のゲームです。
それぞれの役が揃う確率がわかれば、勝負に出るかゲームを降りるかの判断を的確に行えます。
例えば初手でワンペアが揃う確率は約42%ですが、スリーカードの場合はわずか2%です。
カードを交換した場合はさらに複雑になってきます。
初手ワンペアが揃っていた場合、フルハウスを狙うのかスリーカードを狙うのかによって交換するカード枚数やベットする額が変わってきます。
様々なパターンの確率を理解することによって、少ないチャンスをものにしましょう。
ドローポーカーの役を作る考え方や確率については書籍などもあるため、勝率を上げたい方は勉強してみてください。
ベットで持ち札を読ませない
ポーカーは騙し合いのゲームです。
弱い役しか揃わなかったからといっても、100%負けるわけではありません。
弱くてもベット額を釣り上げ強気な姿勢を見せれば、相手はリスクを恐れフォールドする可能性があります。
必ずしもショーダウンで勝つ必要はないのです。
強い手札の場合は逆にいきなり高額ベットをすると、フォールドするプレイヤーが増え、勝利時の報酬が減ってしまう恐れがあります。
無理なら早めにフォールドする
ドローポーカーで収支をプラスにするにはゲームに勝つことだけでなく、負けた時の損失を少なくする対策も必要です。
仮に8人でプレイする場合、勝者は基本1人だけですので7人も負けるプレイヤーがいます。
また初手で引いた手札がハイカードになる確率は50%以上もあり、勝つことよりも負ける確率が高いゲームですので、損失は最小限に抑えましょう。
勝ちに拘り過ぎず手札が悪い時は割り切って、早めにフォールドするのも1つの手だと覚えておきましょう。
勝負しすぎない
手札が悪い時でも強気なベットで相手をフォールドさせて勝つこともドローポーカーの戦略の1つですが、多用しすぎるのも良くありません。
ブラフが通じるのは相手からの信用があってこそです。
仮に相手がどんなに弱い手札でも勝負してくることに、あなたが気づいたとしましょう。
次のゲームからは相手の手札を疑い、フォールドすることを躊躇うと思います。
ブラフとは適度に混ぜることで最大限の効果を発揮しますので、まずは相手の信用を勝ち取るためセオリー通りのプレイも大切にしましょう。
野球でもストレートの中に適度に変化球を混ぜることで、相手は騙され空振りをしてしまいます。
フォールドは極力やりたくないと思いますが、次のゲームでの布石と思ってポジティブに考えましょう。
ドローポーカーはオンラインカジノで遊べる?
残念ながら、ドローポーカーの世界的な人気はあまり高くありません。
ポーカーの種類には「ドローポーカー」「フロップポーカー」「スタッドポーカー」の3つがありますが、現在は「フロップポーカー」と「スタッドポーカー」が主流です。
それに伴ってオンラインカジノでもドローポーカーが遊べるものは少ないですが、「ロシアンポーカー」というルールなら遊ぶことができます。
ドローポーカーが遊べるオンラインカジノ3選
ドローポーカーは世界的な人気が低いため遊べる種類は少ないですが、ロシアンポーカーなら遊ぶことができます。
ここではロシアンポーカーが遊べるオンラインカジノを3つ紹介します。
- ベラジョンカジノ
- エンパイアカジノ
- ビットカジノ
ベラジョンカジノ
ベラジョンカジノはとても人気が高く業界人気No.1のオンラインカジノです。
日本語にも対応しており、これからオンラインカジノを始める方で「どのオンラインカジノで遊べばいいかわからない」という人はベラジョンカジノをおすすめします。
口コミでも「日本語サポートが充実している」「サポートの返信が早い」と高評価です。
またイベントやボーナスが豊富で、無料で遊べるボーナスもあるため気軽にプレイができます。
ゲーム数は2,500種類以上と豊富で、ベラジョンカジノ限定のゲームがあるのも魅力で飽きることはないでしょう。
エンパイア777
ゲーム数は1,300種類とゲーム数は少なめですが、エンパイア777の強みはライブカジノにあります。
300種類以上と業界トップクラスにライブカジノを取り扱っており、臨場感を持って遊びたい方にはおすすめのオンラインカジノです。
マカオ、上海、ロンドンなど世界各国のカジノの雰囲気を味わえ、実際に現地でプレイしているような体験ができます。
ベラジョンカジノ同様に日本語サポートにも対応しているため利用する際は安心です。
ビットカジノ
このカジノは仮想通貨を用いてゲームをプレイする珍しいオンラインカジノです。
仮想通貨を使っていますが、高いセキュリティ性と年中無休のサポート体制がありますのでご安心ください。
メリットは各国の通貨に換金しなくていいため、為替レートを気にせずに遊べる点です。
換金要らずのため手数料がかからず、余計な出費を抑えることができます。
まだ仮想通貨を持っていない方もビットカジノ内で購入することができ、仮想通貨についての詳しい知識は要りません。
為替の関係で円安だと貰えるコインが少なくなってしまいますので、為替が気になる方はビットカジノがおすすめです。