ベーシックストラテジーと言えば、ブラックジャックを思い浮かべる人も多いはずです。
それほどブラックジャックのベーシックストラテジーは多くの人に知られています。
しかし実はポーカーにもブラックジャック同様、ベーシックストラテジーがあるのです。
ポーカーには様々な種類がありますが、カードを交換できるクローズドポーカーと、カードを交換しないオープン・プロップでは、戦略が異なるためストラテジーが異なります。
そこで今回はどちらのポーカーでも活用できるように、両方のベーシックストラテジーを解説します。
ぜひ参考にして、勝率をアップさせてください。
ブラックジャックのベーシックストラテジーなら完璧なんですけどね~。
やり方は少し違うけど勝つならぜひ覚えておこう!
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もくじ
そもそもベーシックストラテジーとは?
ベーシックストラテジーとは、ゲームをプレイするにあたりどのような方針・賭け方でプレイするかを表にしたものです。
確率的に勝率が高いアクションや、負ける可能性が少なくするようなアクションをまとめています。
ベーシックストラテジーは主にブラックジャックで使われている必勝法ですが、ポーカーでも似たような戦略があるのです。
テキサスホールデムポーカーのベーシックストラテジー
テキサスホールデムは、最もカジノで楽しまれているポーカーとしてよく知られています。
これは2人~10人のプレイヤーで勝敗を競うポーカーです。
最初に各プレイヤーに2枚ずつカードが配られます。次いでプロップでコミュニティーカードが3枚表示され、続くターンでコミュニティーカードが1枚追加。
そして最終局面のリバーでコミュニティーカードが1枚追加されます。
最終的に5枚のコミュニティーカードと、各プレイヤーに2枚配られるカードを合わせた7枚のカードから5枚を選択して役を作り、その強弱を競うゲームがテキサスホールデムです。
テキサスホールデムはプレイの順番が大きな影響を与える
プレイの順番によって4つのポジションに分けらます。早い順に「ブラインド」「アーリー」「ミドル」「レイト」です。
上記のベーシックストラテジーは、最初に2枚のカードが配られた状態。つまりプリプロップの際、どのアクションを選択すべきかが記されているベーシックストラテジーです。
ブラックジャック同様に勝率を上げることができますが、ただこのチャート通りアクションを選択してばかりいるとブラフが使えなくなる側面もあるので注意しましょう。
ベーシックストラテジーで当てはまるハンド
ポーカーのベーシックストラテジーを利用する場合、最初に配られる2枚カードを利用することになります。
ハイペア
ハイペアに当てはまるのは、2枚のカードが「A、A」「K、K」「Q、Q」のいずれかとなった場合です。
プレイの順番がどの順番であれレイズを選択することになります。また先の順番のプレイヤーがレイズをした場合もリレイズです。
ミドルペア
ミドルペアは2種類あります。その2種類は「10、10」のペアと「J、J」のペアです。
どのポジションでもレイズを基本としますが、先の順番のプレイヤーが「レイズ」を選択してきた場合は「コール」を選択します。
ローペア
ローペアとは、2~9のカードでペアができた場合です。
自身のポジション、先の順番のプレイヤーのアクションによって「フォールド」「コール」「レイズ」と選択するアクションが異なります。
エースハイキッカー
エースハイキッカーとは、2枚のカードが「A、K」となる場合です。
どのポジション、先の順番のプレイヤーの選択に関わらず「レイズ」を選択します。
エースミドルハイキッカー
エースミドルハイキッカーとは、2枚のカードがAと「10、J、Q」のいずれかのカードとなる場合です。
Aという強いカードを手にしているにもかかわらず、先の順番のプレイヤーの選択によっては多くの場合でフォールドを選択するのには少し驚きを感じます。
エーススモールスーテッド
エーススモールスーテッドは、2枚のカードがAと2~9のカードのいずれかとなり、かつ、スートが同じになる場合です。
スートとはカードの図柄を指す言葉です。
Aもあるし、フラッシュも考えられますが、多くの場合でフォールドを選択します。
スーテッドフェイスカード
スーテッドフェイスカードは2枚のカードが同じスートで、かつ2枚のカードが「J、Q、K」のいずれかという組み合わせの場合です。
こちらも一見するとよいハンドに見えますが、多くの場合でフォールドを選択するのは驚きと言えます。
フェイスカードオフスート
フェイスカードオフスートは、2枚のカードがいずれも「J、Q、K」であるが、スートが異なる場合です。
スーテッドフェイスカード同様に多くの場合でフォールドを選択します。
スーテッドコネクター
スーテッドコネクターは、4~10までの同じスートの連番の2枚のカードを手にした場合です。
ストレートフラッシュまでの可能性の残るハンドですが、多くの場合はフォールドを選択します。
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ポーカーでは座るポジションによって戦略が変わる
座るポジションによって選択するアクションが異なることが、ストラテジーチャートからわかります。ポジションはゲーム毎に変化をします。
順番の遅いポジションほどポーカーは有利で、順番が早いポジションほど不利になるのがポーカーです。
それ故に、ポジションによって選択するアクションが異なることになるというわけです。
またオンラインカジノのポーカーは、ディーラーとの対戦型が主流のため、ポジションの影響がありません。
よって、このベーシックストラテジーは参考程度にとどめておくとよいでしょう。
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アーリーポジション・ブラインドは強いハンドで勝負する
ブラインド・アーリーポジションはアクションの選択順番が早い特徴があります。
つまり相手のハンドを予測する要素に乏しい状態でアクションの選択をしなければならないのです。
それ故に強いハンドでなければ勝ちにくいこととなるのです。
順番の早いポジションの場合は、強いハンドでなければ勝負を降りることを視野に入れる必要があるのです。
ミドルポジションは堅実なハンドで勝負する
ミドルポジションは、ちょうど真ん中のプレイ順番のポジションです。
半数のプレイヤーが選択するアクションを見ることができますから、大きな不利を背負うことがありません。
しかし後にレイトポジションのプレイヤーが残りますから警戒は怠れません。
よって無難で堅実なハンドを目指し、それに見合ったアクションを選択する必要があります。
レイトポジションは情報を読み取り的確なハンドを作る
レイトポジションは、もっともプレイ順番の遅いポジションです。
それだけに他のプレイヤーのアクションの選択を確認した上で、アクションを選択できる利点があります。つまり最も有利なポジションです。
多くの情報をもとに、他のプレイヤーの判断に合わせたハンドができればよいので無理をする必要がなく、有利となるのです。
>>ポーカーのポジション「SB、BB、UTG、BTN」やポジションごとの注意点について
アクションが早いならブラフがとても大事になりそうですね。
あとにアクションするプレイヤーを威圧する必要も出てくるからね☆
ビデオポーカーのベーシックストラテジー
ジャックスオアベターの基本戦略 | |
優先度 | アクション |
1 | ロイヤルフラッシュ、ストレートフラッシュ、フォーカードが揃っている場合はそのままホールド |
2 | あと1枚でロイヤルフラッシュ |
3 | フルハウス、フラッシュ、ストレート、スリーカード |
4 | あと1枚でストレートフラッシュ |
5 | ツーペア |
6 | ハイペア(J以上で構成されるペア) |
7 | あと2枚でロイヤルフラッシュ |
8 | あと1枚でフラッシュ |
9 | ローペア(10以下のペア) |
10 | あと1枚でストレート(両面持ちの場合該当) |
11 | 同じ絵柄のハイカード(J以上のカード) |
12 | あと2枚でストレートフラッシュ |
13 | 違う絵柄の2枚のハイカード(3枚以上の違う絵柄のハイカードがある場合は数字の低いハイカード2枚を残す) |
14 | 同じ絵柄での10とJ、10とQ、10とK |
15 | 1枚のハイカード(J以上のカード) |
16 | 以上全て含まれない場合はすべて交換 |
ではビデオポーカーのベーシックストラテジーも確認しておくことにしましょう。
ビデオポーカーはカードの交換が行えるポーカーです。
交換するカードを選択して、交換後にできるハンドによって報酬が得られます。
そのため最初に配られたカードから、上記の表のように16種類に分類し、交換するカードを選択します。
ビデオポーカーのハンド別ベーシックストラテジー
最初の5枚のカードが配られた際に、その5枚のカードでハンドが完成している場合は、ホールドを選択します。
該当するのは以下に紹介するパターンをいくつか以下に紹介します。
ストレート
配られた5枚のカードが連続する場合は、ストレートという役が成立しています。
この場合は、全てのカードをホールドし、交換しない選択を行います。
フルハウス
もうひとつのパターンは、ペアとスリーカードの組み合わせ「フルハウス」となった場合です。
この場合も全てのカードをホールドし、交換を行いません。
5枚以下数枚でハンドが出来ている時はそのカードをホールド
5枚以下の枚数でハンドができている場合は、ハンドができているカードをホールドし、それ以外のカードを交換します。
ワンペア
5枚配られたカードでワンペアができていた場合、ペアのできているカードをホールドし、それ以外のカードを交換します。
スリーカード
5枚配られたカードでスリーカードができている場合は、スリーカードのできているカードをホールドし、それ以外の2枚のカードを交換します。
カード交換で狙う場合
カードを交換することで高い役を狙う場合もあります。この場合役を構成する可能性のあるカードをホールドし、役に立たないカードを交換します。
ロイヤルフラッシュを狙う
5枚のカードの内、4枚のカードが[♠A][♠K][♠Q][♠J]の場合、[♠10]を手にすることができれば、最強役のロイヤルフラッシュを手にすることができます。
このような場合は、高い役を狙って1枚だけカードを交換します。
ストレートフラッシュを狙う(1面待ち)
5枚のカードが配られ、後1枚カードが入ればストレートフラッシュができるような場面では、ストレートフラッシュを狙って、カードを交換します。
ストレートフラッシュを狙える場面で、間に入るカードが欲しい場合は、1枚しか該当しないので1面待ちとなります。
ストレートフラッシュを狙う(2面待ち)
同様にあと1枚でストレートフラッシュができる場合でも、4枚のカードが連続していれば手に入れたいカードは2種類あることになります。
よって両面待ちとなり手にする確率が高くなります。
ストレートフラッシュやストレートを狙う場合は、この2面待ちが理想の形となります。
ストレートフラッシュを狙う(ひとつ飛ばし)
5枚のカードの内3枚が同じスートでかつ2枚が連続し、1つ飛んだ数字のカードを手にしている場合はストレートフラッシュを狙います。
間の数字を引いた上に、さらにつながる同じスートのカードを引く必要があり確率的には厳しいですが、出来た場合には大きな賞金を手にすることができます。
フラッシュを狙う
5枚の内4枚のカードが同じスートの場合、フラッシュを狙います。
1枚だけ仲間外れのカードを交換することを選択します。
何もハンドがなかった場合
5枚のカードで何もハンドができない場合ももちろんあります。むしろ、このような場合の方が多いとさえ言えます。
このような場合はどのような選択をすればいいのかを確認しておきましょう。
フェイスカードがあれば残すのが良い
フェイスカードが1枚でもある場合、フェイスカードのみを残しそれ以外を交換するのがよいでしょう。
もちろんフェイスカードが2枚あれば、2枚のフェイスカードを残します。
また1枚もフェイスカードがない場合、総取り換えを選択しても良いでしょう。
まとめ
ベーシックストラテジーは、勝率を上げるためには非常に有効ですが、必ず勝利できるものではありませんので注意しましょう。
またオープン・プロップのポーカーストラテジーを確認すると多くの場面でフォールドを選択するのに驚かされます。
テキサスホールデムでは、ポーカーのプロでもその大半は、フォールドを選択すると言われています。
その理由の一端がベーシックストラテジーから確認でき、テキサスホールデムで勝つことは簡単ではないことが確認できることと思います。
それゆえに勝機を逃さないことが大切になるのがポーカーと言えるのでしょう。
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