関西を代表とする大阪に続き、豊富な観光資源で知られる和歌山県もIR候補地のひとつ。
日本国内でも知られていない魅力が満載で、じわじわと人気になりつつある県です。
今回は気になるIR誘致の進捗状況や、最新ニュースなどを時系列と共にご紹介していきます。
経済規模が小さい地域こそ、IR誘致を目指したいものですよね。
雇用や観光が増えるIRは、なんとしても手に入れたいところだね。
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もくじ
2017年の和歌山IR誘致ニュース
観光資源が豊かで大阪との連携も期待される和歌山県
2018年9月、企画総務課にIR推進室を設置し、和歌山として本格的にIR誘致を開始。
関西国際空港も近いことから、立地としては十分な土地柄として知られています。
IR誘致による雇用拡大や、食を通じた和歌山の魅力を世界に向けて発信していく機会にもなると期待されています。
IR誘致の候補地は和歌山マリーナシティ
和歌山県のIR候補地となっているのが、1994年に作られた人工島、和歌山マリーナシティです。
ヨーロッパ要素を取り入れたポルトヨーロッパや、和歌山マリーナシティホテル、リゾートマンションなどが建設されています。
天然資源に合わせて食の文化も発信しており、外国人観光客の増加が期待される候補地です。
2018年の和歌山IR誘致ニュース
IR基本構想で大阪との相乗効果をさらに強調
IR誘致が叶うのは日本国内で3ヶ所だけ。
そのうち、関西圏では大阪も誘致を表明しています。
経済規模としても大阪に敵わない和歌山としては、一緒に関西を盛り上げるというのが基本構想です。
大阪にもIR誘致が叶えば、IR施設同士を行き来しやすく、様々なIR施設を楽しめるというのも理想です。
2019年の和歌山IR誘致ニュース
アドバイザリー事業者の公募を開始
2月7日、IR事業に関するアドバイスを求め、アドバイザリー事業者の公募を開始。
2024年度にはIR開業を現実化したい和歌山としては、市場調査や開発条件などのアドバイスが欲しいところです。
人口が流出している和歌山として、IR誘致が起爆剤となることを目標とし、3月末までの選定を想定しています。
和歌山にIR事業者が着々と進行
フランスやスイス、アフリカなどでカジノ運営を行うグループ・バリエールは、和歌山市内にオフィスを開設すると発表。
続けてマカオのサンシティ・グループは、和歌山へのIR参入を表明し、日本法人を設立しています。
8月26日には和歌山県IRシンポジウムにこの2者が参加しており、フィリピンのブルームベリー・リゾーツなども意欲を見せています。
グループ・バリエールは最大25億ドルの投資を用意するほど本気みたい。
]資金面での話があると安心しますね!
2020年の和歌山IR誘致ニュース
住民の理解が得られつつある和歌山
2月13日には、和歌山県知事が「和歌山県にIRの誘致を応援する会」からの署名を受領。
IR説明会を実施するなど積極的な誘致活動により、住民の理解を得られているというのは大きなポイント。
県経済に与える影響も大きいとされるIR誘致は、県や市を活性化させるための必要な取り組みであるとしています。
IR事業者公募選定は予定通りに実施
3月30日、IR事業者公募選定を予定通りにスタートした和歌山県。
5月14日に明らかとなった参加資格の審査結果では、「クレアベストニームベンチャーズ、サンシティ・グループ」の2者が通過しています。
グループ・バリエールとブルームベリー・リゾーツに関しては、参加申請を辞退したことがわかっています。
IR誘致のスケジュールを全面的に修正
新型コロナウイルス感染症の影響が出る中で、スケジュール通りに進めていた和歌山県。
しかし6月1日、新型コロナウイルス感染症による影響で、IR事業者公募選定のスケジュールを後ろ倒しに修正しました。
サンシティ・グループは和歌山IR2.0と称したIR計画を発表
9月10日、かねてより和歌山へのIR参入を表明していたサンシティ・グループは、オフィスをオープンしました。
和歌山のIR参入にかなり積極的で、和歌山IR2.0というIR計画も発表済み。
和歌山独自の自然を活かした形で、統合型リゾートを作るという計画になっています。
2021年の和歌山IR誘致ニュース
和歌山IR事業者はクレアベストグループ
5月12日、和歌山へのIR参入を表明していたサンシティ・グループですが、正式に撤退を表明。
結果的に6月2日、優先権者候補にクレアベストグループを選定したと発表しています。
8月25日には、和歌山県とクレアベストグループが基本協定を締結しました。
さらなる県民理解を得るためのIR公聴会
県民のさらなる理解を得るため、そして県民の意見を取り入れるためにIR公聴会を実施すると発表しました。
スケジュールは11月25日~12月5日という日程で、区域整備計画案の概要説明が行われます。
しかし11月19日、IR対策特別委員会が開かれると、計画の不透明性が明らかになり、IR公聴会は延期となりました。
2022年の和歌山IR誘致ニュース
IR誘致の是非を問う住民投票は実施されず
1月7日、IR誘致の是非を問うために住民投票を求め、市民団体が署名を提出。
必要数を大幅に超える署名が集まっていますが、法的な拘束力がなく、実施には多額の費用がかかることから尾花市長はこれに反対しています。
結果として、1月27日には住民投票制定条例案が否決。
否決理由は、「知事選により民意を得られている」と判断されたためです。
和歌山のIR誘致に必要な約4,700億円の調達に不安
2月7日に公表されたIR区域整備計画では、初期投資に約4,700億円が必要とするも、資金面の不透明さが残っています。
続く2月19日には有識者会議では、座長となる伊藤氏が「資金計画は妥当である」と判断。
その後も1ヶ月ほど不透明さが残っていましたが、出資企業はスイス大手金融業のクレディ・スイスであると、3月17日に判明しました。
約4,700億円のうち、約3,250億円を借り入れるとしています。
IR区域整備計画は最終的に否決され計画は白紙に
不安があった資金面も徐々に明らかになり、3月30日に行われた和歌山市議会ではIR区域整備計画について賛成多数で可決。
しかし、4月20日に行われた和歌山県議会では、IR区域整備計画について否決となっています。
理由としては、かねてより不透明だった資金面。
クレディ・スイスとの融資確約書がないこと、出資企業が全て明らかになっていないことなどが反対理由です。
国の認定申請は終了してしまったため、追加申請が可能ならば、再度IR誘致に臨む可能性があるとしています。
残念すぎます…。
資金面が不透明だったのは致命的だったね💦
まとめ
途中までは非常に順調だった和歌山県ですが、最後の最後に腰を折られた形となりました。
大規模な初期投資が必要なIRでは、資金面の透明性が非常に重要だということも同時にわかりましたね。
結果としては計画が白紙になり候補地からは外れましたが、関西圏では大阪が認定申請しています。
大阪のIR誘致が仮に決まれば、和歌山県としても少なからず恩恵を受けることがあるでしょうね。
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