カジノ法案が成立したことにより、いよいよ現実的となったIR(カジノ)誘致。
その候補地は日本全国に渡り、最有力候補の一角とされているのが大阪です。
広大な土地を有する大阪市夢洲は次世代の国際的拠点として、IR(カジノ)誘致を目指しています。
世界情勢が変わりつつある今、大阪市の誘致へ向けた動きや想定される経済効果などについて解説していきます。
大阪といえば賑やかな街というイメージなのでカジノが似合いますね!
カジノ(IR)への賛成意見も多い街だからかなりの有力候補といえるよね☆
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もくじ
日本IR(カジノ)候補地のひとつ大阪市
日本全国にIR(カジノ)候補地は存在し、当初は全国10ヶ所ありました。その後、現在までに7ヶ所へと絞られています。
IR(カジノ)誘致の最有力候補とされているのは、『大阪市夢洲(おおさかしゆめしま)』と『横浜市山下ふ頭(よこはましやましたふとう)』の2ヶ所。
そのうちのひとつとなる大阪市は住民による理解も深く、横浜市よりも一歩リードしているような状況です。
候補地は夢洲(ゆめしま)
出典:大阪市「夢洲まちづくり構想」
大阪市の候補地である夢洲は、広大な用地を確保できており臨海部エリアとの連携により国際観光拠点として誕生するポテンシャルを秘めています。
大阪、関西の経済復興や都市魅力向上はもちろんのこと、関西国際空港からのアクセスも抜群です。
面積は約390haにも及ぶ広大な埋立地であり、関西の中心地となるには十分な土地といえます。
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とても大きな土地が余っているからちょうどいい!っていう感じみたい笑
まさに日本人のもったいない精神ですね!
大阪市がIR(カジノ)誘致を進める理由
大阪、関西の持続的な経済成長に繋げるため
大阪といえば関西の中心地。大阪夢洲に統合型リゾートが誕生すれば、その波及効果は関西圏にも及びます。
産業活性化から雇用創出、税収増や外国人観光客の増加なども狙えるため持続的な経済成長にも繋がっていくことでしょう。
大阪都構想が失敗に終わり、経済成長の停滞が想定される大阪にとって期待が高まる施策のひとつなのです。
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IR(カジノ)誘致への賛成意見が多数あるため
カジノ法案の成立やIR(カジノ)誘致に対しては多くの地域や住民が反対意見を出しており、世論的にも厳しい状況でした。
ですが大阪市は早い段階からIR(カジノ)誘致への賛成意見が多く、大阪市に統合型リゾートを建てやすいというのもポイントとなっています。
外国人観光客の増加などにより商売繁盛することが、住民の目から見ても理想的だということですね。
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アクセスが簡単な候補地のひとつであるため
大阪は東京に次いでとても栄えている都市のひとつであり、関西国際空港からのアクセスも抜群です。
外国人観光客が訪れやすく市内へのアクセスも良いことから、大阪自体の魅力も高いといえます。
また候補地となっている夢洲は大阪の中心地にもなっているので、周辺地域への経済的波及も期待できます。
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大阪にカジノ(IR)誘致するメリットってたくさんあるんですね。
関西の中心地だし日本全国で見ても大きい都市だからね。
大阪市夢洲のIR(カジノ)誘致コンセプト
国際観光拠点「夢と創造に出会える未来都市」
出典:大阪市「夢洲まちづくり構想」
IR(カジノ)誘致のコンセプトでもある「夢と創造に出会える未来都市」では、夢洲を中心として3つの区画にわかれます。
エンターテインメントを中心とする北側、ビジネスを中心とする西側、QOL(クオリティオブライフ)を向上させる東側。
統合型リゾートはあくまで中心地であるとして、周辺地域の経済復興を目指しています。
新たなエンタメ、ビジネス、生活の創造
夢洲を中心とした統合型リゾートをオープンすることで、日本の国際的エンターテインメント拠点を形成。
新しいビジネスに通ずる技術やノウハウを国内外に発信し、革新的な技術の創出と体験ができる空間作りを目指しています。
国内のみならず、世界水準での国際的な都市形成に向けて形成していくことを構想のひとつとしています。
IR(カジノ)誘致による大阪市夢洲の経済効果
整備時期 | 1期 | 2期 | 3期 |
集客人口 | 約1,500万人/年 | 約2,700万人/年 | 約3,000万人/年 |
建設投資額 | 4,300億円 | 7,350億円 | 8,240億円 |
経済波及効果(建設) | 7,600億円 | 1兆3,000億円 | 1兆4,600億円 |
雇用創出効果(建設) | 5.1万人 | 8.8万人 | 9.8万人 |
経済波及効果(運営) | 6,900億円/年 | 9,800億円/年 | 1兆1,000億円/年 |
雇用創出効果(運営) | 8.3万人/年 | 11.8万人/年 | 13.2万人/年 |
出典:大阪市「夢洲まちづくり構想」
大阪市による試算では、国際観光拠点としての経済効果は建設と運営それぞれでこれだけの効果があるとされています。
統合型リゾートを中心とする1期から始まり、周辺地域への影響を2期・3期と想定していくことで経済効果は絶大。
知名度向上や投資機会の拡大、消費拡大などが想定されています。
▼カジノ法案と経済効果について
>>カジノ法案(IR法案)による日本カジノの建設、運営にかかわる経済効果を解説!
3段階に分けて経済効果を想定しているのがこの表だね♪
大阪の周辺地域だけでもこれだけの効果があるなんてすごいです!!
大阪万博との相乗効果が期待されるIR(カジノ)誘致
2025年に大阪では『2025年日本国際博覧会』=通称EXPO2025が開催されます。
日本国内のイベントとしては一大イベントであることはもちろんのこと、世界的からも注目されています。
この大阪万博とあわせて夢洲カジノがオープンすることで、とても多くの集客が見込めるとして期待されているのです。
大阪ファーストを掲げるIR事業者
MGMリゾーツ・インターナショナルは、アメリカのネバダ州ラスベガスに本社を置いている統合型リゾートの運営会社です。
ラスベガスの統合型リゾート、ベラージオなどを運営しています。
統合型リゾートを運営するIR事業者としては大手として、NY証券取引所にも上場している大企業です。
IR事業者は事実上MGMリゾーツ&オリックスで決定
2019年10月24日にMGMリゾーツとオリックス株式会社は合同で記者会見を行い、大阪の統合型リゾートを共同で目指す大阪オンリーパートナーシップを正式に発表。
大阪のIR(カジノ)誘致に名乗りを挙げていたIR事業者が、横浜の誘致表明後に横浜ファーストへと転向。
最終的に残ったのはMGMリゾーツ1社となったため、大阪に誘致決定となった場合はMGMリゾーツとオリックスの合同で決定となります。
▼大阪市夢洲のIR事業者MGMリゾーツについて
【MGMリゾーツ、大阪オリックスとの大阪オンリーパートナーシップを正式発表】
大阪にカジノ(IR)誘致が決定したらIR事業者はMGMリゾーツで決まりっ!
大阪市夢洲のIR(カジノ)誘致に関する賛否
大阪はIR(カジノ)誘致に対して賛成意見が多い都市ですが、どのような賛否があるのか見ていきましょう。
関西の経済を盛り上げる起爆剤として支持される賛成意見
賛成意見
・大阪万博との相乗効果が期待できる
・大阪五輪の誘致失敗により夢洲という広大な土地が余っている
・関西全体の経済を盛り上げることができる
日本全国で少子高齢化となっているのは周知の事実ですが、働き手が減少していくことで税収も減少しています。
全国的な問題ではあるものの、関西の中心地となる大阪から経済を盛り上げていくことができれば、全国的にも効果は波及していくと考えられますよね。
ギャンブル依存症増加の懸念による反対意見
反対意見
・ギャンブル依存症の増加が懸念される
・カジノホームレスが増えると予想される
・マネーロンダリングなどの犯罪が怖い
やはり最も多い懸念がギャンブル依存症の人が増えるという問題点ではないでしょうか。
依存症対策はカジノ法案でも重要な対策項目のひとつなので、統合型リゾートを設立していくにあたり絶対に超えなければいけない壁ともいえます。
▼カジノ法案と治安悪化について
>>カジノ法案(IR法案)によるIR(カジノ)誘致で治安は悪化する?
大阪市が掲げる夢洲カジノ誕生へのスケジュール
出典:大阪市「夢洲まちづくり構想」
大阪市が掲げる夢洲カジノ誕生へ向けたスケジュールは、このように公表されています。
進捗としては国のスケジュールが遅れていたり、コロナウイルス感染症の影響もあって大阪万博にぴったり合わせた開催は断念。
2020年代後半に向けたオープンで調整されているものの、最有力候補として人気は高いままです。
大阪市夢洲カジノ誕生の最新情報
2023年4月に政府は、大阪府と大阪市のIR整備計画の正式認定を表明しました。
具体的な開業時期は2029年冬ごろを目指しているとのこと。参加予定企業は、関西を中心としている20社もの企業が予定されています。
整備計画の正式認定は全国初なので、今後の動向にも注目です。
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ついに大阪にIRが…
一大プロジェクトがいよいよ動き出したね!!
まとめ
カジノ法案が成立してカジノ(IR)を作ることはできたものの、反対意見が多い日本では超えなければならない壁が多いですよね。
その点、賛成意見がとても多い大阪ならば、サクサクと話が進んでいくでしょうし早い段階で決められるでしょう。
カジノ法案では上限3ヶ所としてカジノ(IR)誘致が進んでいく予定なので、最有力候補の一角としてかなりの期待が寄せられます。
大阪市もかなりの力の入れようなので、関西の国際拠点として日の目を見る日も遠くないでしょう!
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