東京都は遥か昔からIR誘致に積極的で、誘致に向けた動きを行ってきた都市です。
度重なる東京都知事の交代により、消極的になり、積極的になりを繰り返してきた結果、長らく沈黙していました。
世界的にもトップクラスの規模を誇る都市ということもあり、様々な意見が飛び交う中、IR誘致が再始動しかけています。
今回は東京のIR誘致に関して、候補地であるお台場ベイエリアとあわせて詳しく解説していきます。
日本にもカジノができるとなれば絶対に東京から!だと思っていました。
昔はその勢いだったんだけれど流れが変わってきたんだよね。詳しく解説していくねっ!
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もくじ
カジノ候補地のひとつ東京都
東京都はIR誘致に関する候補地のひとつであり、誘致が積極的となってくれば最有力候補ともなり得る都市です。
東京都の人口は1,400万人にものぼり、日本における最大の都市であるため、IR誘致による効果も大きいことが期待されます。
外国人の旅行者数は約1,500万人を超え、年々増えている大規模都市としてIRへの影響も多大となるでしょう。
候補地はお台場ベイエリア
東京都の候補地は古くからお台場が候補に上がっており、統合型リゾートとしては土地柄も相性が良いですよね。
会場候補地が売却されるなどで白紙となることもあり、築地なども候補地として取り上げられていました。
ですが未だ、東京都のIR誘致候補地としてはお台場が最有力候補となっています。
IR(カジノ)誘致は一進一退といった状況の東京都
カジノ法案は元東京都知事でもある石原慎太郎氏が、「お台場カジノ」を提唱していたことから始まっています。
後任となった猪瀬直樹氏も同じく積極的にIR誘致を進めていたのですが、舛添要一氏が慎重姿勢を見せたことで停滞。
一度は白紙となりましたが、小池百合子氏に代わってからは徐々にIR誘致が現実味を帯びてきたのです。
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東京都のIR(カジノ)誘致コンセプト
東京ベイエリアビジョンとして再始動
出典:東京都湾岸局
小池百合子氏も当初、IR誘致には消極的だったのですが、現在に至っては『東京ベイエリアビジョン』として前向きです。
IRを目的とした構想ではなく、お台場ベイエリア一帯の未利用地を有効活用し、東京の成長を促す起爆剤となることが期待されています。
お台場ベイエリア一帯を盛り上げていくうえで、IRやカジノはその一部となっているのです。
▼東京ベイエリアビジョンに関して
【東京ベイエリアビジョンの検討に関する資料】
起爆剤となるエンタメ、IR、スポーツ施設の拠点化
出典:東京都都市整備局
東京ベイエリアビジョンではいくつかのエリアに区分けされており、お台場の魅力を広げていくための施策が考えられています。
カジノ法案が成立したことにより現実的となったIRに加えて、展示場などを含めたMICE、そしてファミリー層向けの商業施設。
自然を取り入れた自転車道や、東京湾という土地柄の水辺を活用した拠点化を目指しています。
東京ベイエリアビジョンという計画でIR誘致の可能性が出てきたのですね!
カジノがメインなのではなくてお台場一帯を盛り上げる計画だね♪
東京カジノの特徴と誘致理由
世界トップクラスの人口を誇る都市
東京都といえば言わずもがな、日本一の人口を誇り多くの観光客が訪れる都市として有名ですよね。
その東京に海外では当たり前ともなりつつあるIRを誘致することで、大きな経済効果が期待できます。
世界トップクラスの人口を誇り、多種多様な交流がある東京だからこその魅力と効果に注目です。
日本全国を結ぶアクセスや交通網
羽田空港や成田国際空港などの国内外問わずアクセスしやすい都市であり、電車やバス、タクシーなどの交通網も完璧。
都内からお台場まで数十分でアクセスできるような交通状況になっていることもあり、観光客が移動しやすいというメリットもあります。
移動が楽であれば周辺施設への経済効果も期待できるため、周辺施設に限らない効果も期待できるのです。
お台場ベイエリアの魅力を生み出すため
出典:東京都湾岸局
ベイエリアは羽田空港が近く、東京湾も有しているため『陸海空』の結節点として重要度の高い土地です。
東京の都心部にも近く、日本全体にかかわるような経済成長を促してくれる拠点となるでしょう。
また広大な土地を利用した創造の場を作り出すことができるという点も、誘致の大きな理由となっています。
国際的な集客力を持つ観光資源であるため
羽田空港や東京国際クルーズターミナルを有しており、日本独自のIRやMICEなどの仕掛けが可能なお台場。
国際的な拠点となることで、東京や日本ならではの文化も世界に発信していくことができるようになります。
外国人観光客も訪れやすい土地柄を利用して、活発な交流を支える拠点になることが期待されます。
東京に魅力がいっぱいなのはみんな知っているよね☆
土地の狭さはあるけど、人気になることは間違いなしですね!
東京カジノの参加IR事業者
東京都は長らくIR誘致に関して沈黙してきた候補地なので、明確に応募表明しているIR事業者はありません。
東京ベイエリアビジョンにより更にIR誘致が現実的となってくれば、最有力候補の一角として多くのIR事業者が手を挙げるでしょう。
とはいえなかなか明確な姿勢を見せない東京都なので、IR事業者も他候補地へと力を入れていくことでしょう。
東京カジノの経済効果
想定項目 | 経済効果 |
建設需要効果 | 数千億円 |
運営による経済効果 | 数千億円~数兆円/年 |
東京都はIR誘致に関して未だ検討中のままでもあるため、試算した経済効果の公表などはありません。
ですが仮に東京都にIR(カジノ)ができたとした場合、想定される経済効果は数千億円から数兆円規模。
世界的に有名な統合型リゾートを有するシンガポールやマカオを超える経済効果だとも言われています。
▼カジノ法案と経済効果について
>>カジノ法案(IR法案)による日本カジノの建設、運営にかかわる経済効果を解説!
東京都のIR誘致進捗状況
お台場カジノの予定地近くには学校や児童館などがある
統合型リゾートが作られる土地は、周辺地域への影響なども考えなければいけません。
ですが過去に検討されていたお台場カジノの予定地近くには、学校や幼稚園、児童館などが多数あります。
児童への悪影響を考えると、東京都がIR誘致するとなればこれらの施設から物理的に距離を離す必要もあるのです。
▼カジノ法案とIR誘致による治安悪化について
>>カジノ法案(IR法案)によるIR(カジノ)誘致で治安は悪化する?
>>カジノ法案(IR法案)に賛成?反対?日本カジノに関する意見まとめ。
感染症対策を優先して現在休止
東京ベイエリアビジョンによりIR誘致が再開するかと思われている東京都ですが、簡単にはことが運ばない状況です。
すでにIR計画提案書も提出されていましたが、新型コロナウイルス対策を優先することを理由に検討を休止しています。
他候補地よりも初動が遅かったため、遅れを取っている東京都としては痛手といえるでしょう。
近場でもある横浜はIR誘致に頓挫したものの、まだまだ積極的な姿勢すら見せていません。
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日本全体でも遅れは出てきているからこそ今のうちに進めたいところですよね。
目先はどうしてもコロナ対策になるからどうなんろう…。
まとめ
東京都がIR誘致へ本格的となってくれば、日本国内における最有力候補となってくるでしょう。
どんな都市よりも少なくとも日本国内においていえば、最も経済効果や雇用創出効果が期待できるからです。
交通アクセスなどのインフラもすでに整っているうえ、日本全国へのアクセスも可能な都市としてまさに最強。
統合型リゾートで成功したシンガポールやマカオなどのように、日本にも大規模リゾートができる日も遠くないでしょう。
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