ブラックジャックにおける特殊なカードといえば、A(エース)です。
最強ハンドのナチュラルブラックジャックには必要不可欠なカードであるだけでなく、1とも11ともカウントできる特殊性があります。
この特殊性から[A]は非常に有用なカードと言えます。
ではブラックジャックでAはどのように有用なのか、本記事で詳しく解説していきます。
今回はブラックジャックで最強のカード、エースについて基本から解説していくよ!
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もくじ
ブラックジャックのエース[A]の3つの特徴
ブラックジャックの[A]は、他のカードと異なる特徴のあるカードです。
その特徴は3点あります。
ポイント
- 第1の特徴は[A]は1または11とカウントすることです。2通りのカウントの仕方のあるカードは[A]をおいて他にありません。
- 第2の特徴は[A]は自動的に条件の良いカウントが選択されるという点です。
- 最後の特徴は[A]は、10とカウントする[10・J・Q・K]のいずれかのカードとの組み合わせで最強役のナチュラルブラックジャックとになるという特徴があります。
ソフトハンド
ブラックジャックでは[A]を含むハンドのことをソフトハンドと呼びます。一方で、[A]を含まないハンドをハードハンドといいます。
[A]を含むソフトハンドはヒットを選択しても、決してバーストすることの無い魅力的なハンドです。
2通りのカウントができるため強いハンドを作れる可能性が高く、ゲームを有利に進めることのできるカードなのです。
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ブラックジャックにおけるエース[A]のカウントの仕方
ブラックジャックにおける[A]のカウントは、1か11となります。しかもこの数字のいずれを選択するかは自動で決まります。
つまり1とカウントするか、11とカウントするかは、プレイヤーの選択によって決定するということ。
いずれにしても2種類のカウントの選択ができるので役を作りやすく非常に強力なカードと言えますね。
▼カウントの仕方
エース[A] | 1か11とカウントする |
絵札、10 | 10とカウントする |
数字の2~9 | カードに記載された数字でカウントする |
エース[A]カウントの例1:1or11どちらでもいい場合
例えば[A]と[6]のハンドの場合は、合計7または17とカウントできます。
スタンドを選択すると自動的に17とカウントされ、ヒットを選択すると追加されたカードによって、再び[A]を1とカウントするか11とカウントするかの自動選択が行われることになります。
エース[A]カウントの例2:1or11が自動的に決まる場合
自動的にバーストを回避するカウント
例えば、[A]と[4]のハンドで、ヒットを選択して追加カードが[7]だった場合に、[A]を11とカウントすると合計数字は22になってバーストしてしまいます。
このような場合は自動的に[A]は1とカウントされます。つまりこのままでは12です。
プレイヤーは再度、ヒットを選択するか、スタンドを選択するのかの判断を行うことができます。
自動的に21とカウント
同様に[A]と[4]というハンドの場合に、ヒットを選択し[6]が追加されたような場合、[A]を1とカウントすると11になります。
一方、[A]を11とカウントすると21になります。
このような場合は自動的に最も強い21が自動的に選択されることになります。
ハンドにエース[A]が2枚以上存在する場合
エース[A]を両方11とカウント | 11 + 11 + 8 合計30 |
エース[A]を両方1とカウント | 1 + 1 + 8 合計10 |
エース[A]を1と11とカウント | 1 + 11 + 8 合計20 |
[A]と[A]のハンドの場合は、3通りの考え方ができます。
- 2枚の[A]ともに11とカウントする場合。
22になりバーストです。よって自動的にこの選択はされません。 - [A]を2枚とも1とカウントする場合。
この場合は2となります。上の図のように[8]を追加で引いた場合には合計は20となります。 - [A]を1とカウントし、もう一方の[A]を11とカウントした場合です。
この場合は[A]2枚で12とカウントします。この場合もヒットを選択し[8]を引いた場合は、プレイヤーがスタンドを選択すると20となります。
一方でヒットを選択する場合は、10とカウントすることになります。
意外にもパターンが多いんですね。
そうなんだ。少し複雑だからこそ、エースの扱いが慣れてきたらプレイヤーとしても1段階レベルが上がるよ!!
ブラックジャックはエース[A]+10が最強!
[A]と[10][J][Q][K]のいずれかのカードとの組み合わせはナチュラルブラックジャックとなり最強ハンドとなります。
このハンドを手にした時点で負けがなくなります。もしディーラーにも同様にナチュラルブラックジャックのハンドが入った場合は引き分けです。
ディーラーのハンドがナチュラルブラックジャックでなかった時点で勝利が確定し、通常の配当の2倍の配当に上乗せされた2.5倍の配当が支払われることになります。
ブラックジャックのエース[A]2枚によるスプリット
[A]が2枚のハンドの場合スプリットを選択することができます。しかし、通常のスプリットとは異なるのが一般的です。
通常のスプリットの場合、スプリット後もバーストするまでヒットが可能ですが、[A]のペアのスプリットのみ追加カードが1枚しか引けないというルールが一般的です。
またハウスルールによってはスプリット後に再び[A]を引いた場合、再スプリットができるルールもあります。遊ぶ前にハウスルールを確認することをおすすめします。
▼スプリットはこちらをご参考ください。
>>ブラックジャックのスプリットのタイミングとは?見極める4つの厳選ポイントを紹介!
ブラックジャックでディーラー側にエース[A]が見えている場合
ディーラーのハンドの見えているカードをアップカードといいます。ディーラーのアップカードが[A]の場合にプレイヤーはインシュランスを選択できます。
インシュランスとは、ディーラーのナチュラルブラックジャックに対する保険です。
インシュランス後にディーラーがナチュラルブラックジャックだった場合、保険金が支払われます。
逆にディーラーがナチュラルブラックジャックでない場合は、保険金が没収されたうえで勝負が継続します。
▼インシュランスはこちらをご参考ください。
>>ブラックジャックのインシュランスとは?具体例から詳しく解説します。
エースがあることで最強役のナチュラル・ブラックジャックのチャンスなわけですね。
そうだよ。でも逆にいえばディーラーのアップカードにエースがある場合は注意しようね!
まとめ
ブラックジャックにおける[A]は非常に有用なカードです。これはプレイヤーにおいてもディーラーにおいても同様。
[A]は最強ハンドのナチュラルブラックジャックには必要不可欠なカードです。[A]を手にした者だけが最強ハンドを手にできる可能性を持つのです。
同時に[A]は1または11とカウントできるカード。2種類のカウントができるためハンドを作る際に有利に働くことが多いカードで、高いハンドを作る可能性を秘めることになります。
ブラックジャックで使用される[A]~[K]までの13種類のカードの中で唯一、特殊なカードが[A]なのです。
ブラックジャックのエースの特徴を知り、ぜひともプレイに役立ててみてください!
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