ブラックジャックで最強の役は、ナチュラル・ブラックジャックです。
ナチュラル・ブラックジャックにはAは必要不可欠のため、1枚目に配られたカードがAの時は期待に胸を膨らませるものです。
逆にディーラーのアップカードにAが現れると、厳しい戦いの予感と共に落胆の気持ちさえ生まれるもの。
そんなナチュラル・ブラックジャックや21のハンドは、いったいどのぐらいの確率で手にすることができるのでしょう。
今回はブラック・ジャックで21になる確率について解説します。
今回はブラックジャックの出現確率について解説していくよ♪
わかりました!よろしくお願いします!
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もくじ
ブラックジャックで21になる確率
最強の21のハンドを手にする方法は2つあります。
- 1つはAと10とカウントするカードの組み合わせでできるナチュラル・ブラックジャックです。
- もうひとつは3枚以上のカードの組み合わせで合計カウントが21となるハンドです。
ブラックジャックのゲームの特性を踏まえ、その確率を解説していきます。
ブラックジャックで特定のカードを引く確率は7.69%
ブラックジャックは、ジョーカーを除いたA~Kまでの13種類のカードが4セットの全52枚のカードで行うゲームです。
そのため特定のカードを引く確率は1 ÷ 13 × 100 = 7.69%です。
ブラックジャックは「10, J, Q, K」の4種類のカードを10とカウントします。
10とカウントするカードを引く確率は、7.69×4となり約30.76%です。
概ね3~4枚に1枚は10とカウントするカードを引くという確率になります。
▼それぞれの確率
A~9 | 7.69%(各それぞれの確率) |
10 | 30.76%(10、J、Q、Kの合計した確率) |
確率は常に変動し続ける
単純な各カードの出現率の理解と共に必要な知識は、ブラックジャックではゲームの進行に合わせてカードの出現率に変化が生じるということです。
ブラックジャックの攻略にカウンティングが有効とされる理由は、ズバリここにあります。
変化している出現率を把握してゲームを進めるのと、把握せずにゲームを進めるのでは勝率に差が生じてしかるべきという訳です。
▼カウンティングについてはこちらをご参考ください。
>>ブラックジャックのカウンティングをわかりやすく徹底解説!
ブラックジャックでプレイヤーハンドが21になる確率
ブラックジャックにおいてプレイヤーのハンドが21となる場合は2通りあります。
ハンドが21になる手順
- ひとつは最初に配られる2枚のカードがAと「10, J, Q, K」のいずれかのカードとの組み合わせとなるナチュラル・ブラックジャックの場合です。
- もうひとつはヒットを選択し3枚以上のカードの組み合わせで、合計が21となるハンドを手にする場合です。
それぞれの確率について、まずは確認していくことにしましょう。
ナチュラル・ブラックジャックになる確率は約4.83%
ナチュラル・ブラックジャックにはAと「10, J, Q, K」の4種類のカードのいずれかを必要とします。
この2枚を引くパターンは52 × 51 ÷ 2 = 1,326通り。その中からAと10とカウントする4種類の16枚のカードを引くすべてのパターンは4 × 16 = 64通りです。
よってナチュラル・ブラックジャックとなる確率は1,326分の64と考えられ、約4.83%と求められます。
しかし実際には、複数のプレイヤーが参加しゲームが進行しますのでこれよりも低い確率となります。正確に計算する計算式は次のようになります。
計算式
21が出る組み合わせ:8通り÷全組み合わせ:169通り=約4.83%
ディーラー、プレイヤーともにナチュラルブラックジャックの確率は約4.83%で、20ゲームに1回出る程度の確率だよ。
やっぱり出現率はそんなに多くありませんね。
ヒットを宣言して合計21となる確率
ヒットを宣言して3枚以上のカードで21となる確率を考えるのは、より複雑になります。
大まかな理解を導くためにハンドの合計が9以下の場合、11以上の場合、11の場合において次のカードで21となる場合を考えることにします。
▼ハンドごとの確率
ハンド合計 | 次のヒットで合計21となる確率 |
9以下 | 21にならない |
11以外 | 7.69% |
11 | 30.76% |
9以下の場合
ブラックジャックでは最大Aで最大11までのカウントしかありませんので、次のヒットで21になることはありません。
11の場合
ここでは10とカウントするカードを引けば21となります。よって約30.76%。
11以外の場合
ハンドが21となるために引くべきカードが1種類に限定されます。このことから約7.69%の確率と言えることになります。
このことからハンドが11となった場合、21というハンドを手にする確率がとびぬけて高いことが確認できます。ちなみに3枚目以内で21となる確率は約12.1%です。
ヒットしてのブラックジャックは、2枚目時点での数字によって大きく変わるから覚えておこうね!
2枚目時点で11だった場合はチャンスということですね!
ブラックジャックにおいてディーラーが21になる確率
ディーラー側のナチュラル・ブラックジャックの確率
ディーラーのハンドがナチュラル・ブラックジャックとなる確率は、プレイヤーと同じで約4.73%です。ここにディーラーとプレイヤーにおける差は全くありません。
ディーラーのアップカードがAの時は、約30.76%です。
同様にディーラーのアップカードが10とカウントするカードのいずれかである場合、約7.69%となります。
ディーラーが合計21となる確率(ナチュラル・ブラックジャックを除外)
ブラックジャックにおいてディーラーのハンドが21になる確率は、プレイヤーと変わりません。
カードの合計が11となっている状況では約30.76%、12~16となっている状況では約7.68%です。
ブラックジャックの戦略を立てる上でディーラーのアップカードは非常に参考になるカードです。
そこでディーラーのアップカードに着目して、ディーラーのハンドが21となる確率をナチュラル・ブラックジャックとなる場合を除いて調べると下記に表のようになります。
これを見ると概ね12%未満の可能性しかないことが確認できますね。
アップカードの数字 | 合計21となる確率 |
2 | 11.80% |
3 | 11.47% |
4 | 11.12% |
5 | 10.82% |
6 | 9.72% |
7 | 7.41% |
8 | 6.94% |
9 | 6.08% |
10 | 3.74% |
A | 7.78% |
21になる確率を理解してベーシックストラテジーチャートを活用する
プレイヤーが21のハンドを手にする確率、ディーラーのハンドが21となる確率を理解した上で、ベーシックストラテジーチャートを活用すれば勝率を向上させることも可能となります。
ベーシックストラテジーは理論上、最も勝利が見込める選択を示すチャートです。
プレイヤーのハンドの21の可能性、ディーラーのハンドの21の可能性を確率面から理解していれば、その活用も自信をもって行えるはずです。
▼ベーシックストラテジーについてはこちらをご参考ください。
まとめ
ナチュラル・ブラックジャックや21というハンドは、負ける可能性がなく、勝利に限りなく近いハンドです。
しかしプレイヤーにおいてもディーラーにおいても、その出現確率は多くの場合で12%未満。
また、「11」というハンドは最高役の「21」を手にする可能性がとびぬけて高い勝負手となるハンドです。
とはいえ、ディーラー・プレイヤーでナチュラル・ブラックジャック、21のハンドの可能性は変わりません。
それぞれの状況での確率を頭に入れ、ストラテジーチャートを有効活用することで勝率をあげることにも繋がります。
ブラックジャックの確率を頭に入れつつ、勝負に有効利用してみてください!
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