ブックメーカーは様々な賭け方を用意してくれており、スポーツベットをより楽しむような仕組みが作られています。
単純な勝敗予想や試合結果の数字を予想する賭け方などもある中、とても人気なのがハンディキャップです。
ブックメーカーを利用するならば最初こそ単純な賭け方を好むものの、慣れてくれば稼げる賭け方を見つけたいところ。そんなときにおすすめなのがハンディキャップなのです。
今回はハンディキャップに関して、賭け方から特徴や注意点を詳しく解説していきます。
スポーツベットで王道な賭け方とされているハンディキャップについて説明していくね!
ハンデが与えられる、というのはなんとなくわかります!
そのとおり!とても簡単だから覚えて楽しめるようにしよう♪
>>スポーツベットができるブックメーカーのおすすめ比較ランキング!
もくじ
ブックメーカーのハンディキャップとは?
ハンディキャップとは、スポーツベットにおいてあらかじめ試合結果に左右するハンデを与えるという賭け方です。
スポーツによっては実力差が明確で、予想をするのがとても簡単なためオッズが低く設定されていることも多いです。
ですがハンディキャップでは実力が低いチームや選手にハンデを与えることで、オッズを高く設定し高配当を狙うことができます。
ブックメーカーのハンディキャップの特徴
ここでは、ブックメーカーのハンディキャップの特徴やルールについて紹介します。
ハンディキャップというと、強い選手と弱い選手が均衡に戦えるように追加ルールを課すものです。
しかし、ブックメーカーの世界では、日本で認知しているハンディキャップと違うため、知らない人はここでチェックしておきましょう。
試合結果にハンデの数値を加えて結果を判定する
こちらの試合ではサウサンプトンに+1.5、リヴァプールに-1.5としています。
これはつまり試合終了時、サウサンプトンにはゴールスコアが+1.5され、リヴァプールにはゴールスコア-1.5されるということ。
仮にこの試合のスコアが1-2なら、ゴールスコアは計算上2.5-0.5となり、サウサンプトンの勝利です。
ハンディキャップには2種類ある
ハンディキャップには、「選択肢が2つのアジアンハンディキャップ」と「選択肢が3つのヨーロピアンハンディキャップ」があります。
詳細は後述してますがアジアンハンディキャップは、どちらかのチームが勝つことを前提とし、ハンデ計算後に引き分けなら返金となります。
ヨーロピアンハンディキャップは、試合にあり得る3つの結果が網羅されているため、いずれかの結果が該当するのです。
>>ブックメーカーの基本ルールや遊び方、スポーツベット種類や必勝法を完全解説!
ブックメーカーのハンディキャップが人気な理由
実力差を埋めることで大逆転することができる
ハンデは実力差を埋めるための仕組みで、あらかじめチームや選手にハンデになり得る数字を付与します。
勝つ可能性の高いチームや選手を予想するのはオッズからみても簡単ですが、予想しやすいためオッズは低く設定されます。
そこでハンディキャップを利用し、勝つ可能性の低いチームや選手が大逆転する可能性に賭けて、高オッズを狙うことができるのです。
ハンデありの高オッズに賭けて高配当が狙える
ハンデは実力差があまりなければ大きく付与されることはありませんが、実力差が明確だと大きくハンデが与えられます。
こちらの図からもわかるように、ホームチームは+4ゴールのハンデが付いてオッズ1.01。対してアウェイチームは-4ゴールが付いてオッズ26.00となっていますよね。
圧倒的にアウェイチームが強いため、これだけのハンデが与えられて-4ゴールを覆して勝てば26.00の高オッズを得られます。
マネーラインやオーバーアンダーと同じぐらい人気な賭け方だね。
高オッズで儲けられるような賭け方なら魅力的です!
アジアンハンディキャップの特徴
ハンディキャップには大きく分けて2つの種類がありますが、そのうちのひとつがアジアンハンディキャップです。
ハンデの値は0.5単位
アジアンハンディキャップのハンデ値は0.5単位で付与されていきます。
例えばサッカーにおいてゴール数が0.5単位で増えていくことはありませんが、0.5単位がないからこそ明確に勝敗決着が付くのです。
次にご紹介するお話でもありますが、アジアンハンディキャップにはドロー(引き分け)がないので明確に勝敗を決める必要があるのです。
ドローという決着の形がない
アジアンハンディキャップにはドロー(引き分け)という決着の形はありません。これにより明確に勝敗が決まります
スポーツのルール上、引き分けがあるスポーツでも賭けに対してはないのです。
引き分けがなくなるため勝率は50%まで引き上げられますので、より予想しやすくなります。
ハンデがゼロの賭けは引き分け返金
アジアンハンディキャップには原則ドローがありませんが、試合によってはハンデがゼロというものもあります。
こういった設定で賭けた場合は、試合結果がそのまま賭けの結果となり、引き分けならば賭け金は返金されます。
賭け方としてはドローノーベット(引き分け返金)と同じ仕組みなので、オッズの良い方に賭けるのがおすすめです。
ハンデが2つ付いたオッズは賭け金を2分割する
ハンデは同じチームや選手に2つ付くこともあり、これをツーウェイorスプリットと呼びます。
この設定に賭けると、賭け金は自動的に2分割されて、それぞれのハンデに対して賭けられます。
例えば上記のように-0.0と-0.5のハンデが付いている場合、100ドルを賭け金としたなら-0.0に50ドル、-0.5に50ドルが振り分けられます。
>>ブックメーカーのオッズの仕組みや確率との違い、種類や決め方について
ヨーロピアンハンディキャップの特徴
ハンディキャップはアジアンハンディキャップが最も有名ですが、ヨーロピアンハンディキャップという種類もあります。
ハンデの値は整数
ハンデの値が整数となっているものは、ヨーロピアンハンディキャップです。
先ほどご紹介したアジアンハンディキャップは0.5単位で数字が決められていますが、こちらは整数です。
初心者の方でもかなり計算しやすい設定となっているので、ハンディキャップを始めやすいのはヨーロピアンハンディキャップですね。
3択の賭けに対してハンデが与えられる
ヨーロピアンハンディキャップは常に3択の選択肢があり、一般的なマネーラインと同じ賭け方となっています。
これに加えてそれぞれのチームや選手に対し、整数でハンデが与えられるというもの。
ヨーロピアンハンディキャップは整数でのハンデになるので、当然引き分けも存在します。
0.5単位で引き分けがないのはアジアンハンディキャップ、整数単位で引き分けありがヨーロピアンハンディキャップですね!
うん、その2つを覚えておけば大丈夫だよ☆
ブックメーカーのハンディキャップの具体例
具体例1. ホーム賭け×試合結果3-0
ホームはハンデ-2ゴール、アウェイは+2ゴールなので下記のような計算になります。
具体例1
ホーム3 – ハンデ2
アウェイ0 + ハンデ2
= ホーム1 – アウェイ2
1対2でアウェイの勝利。ホーム賭けだった場合はハズレとなります。
具体例2. ホーム賭け×試合結果1-2
ホームはハンデ+2ゴール、アウェイはハンデ-2ゴールです。
具体例2
ホーム1 + ハンデ2
アウェイ2 - ハンデ2
= ホーム3 – アウェイ0
3対0でホームの勝利。ホーム賭けだった場合は当たりとなります。
具体例3. アウェイ賭け×試合結果1-1
ホームはハンデ+1ゴール、アウェイはハンデ-1ゴールです。
具体例3
ホーム1 + ハンデ1
アウェイ1 - ハンデ1
= ホーム2 – アウェイ0
2対0なのでホームの勝利。アウェイ賭けだった場合はハズレとなります。
具体例4. アウェイ賭け×試合結果3-1(6-4、6-7、6-2、6-3)
ホームはハンデ-3.5、アウェイはハンデ+3.5です。こちらはテニスのゲーム数に対してハンデが付くので
具体例4
ホーム6+6+6+6 = 24 - ハンデ3.5
アウェイ4+7+2+3 = 16 + ハンデ3.5
= ホーム20.5 – アウェイ19.5
20.5対19.5なのでホームの勝利。アウェイ賭けだった場合はハズレとなります。
ブックメーカーのハンディキャップの注意点
試合中にハンデに賭けた場合はそれまでのスコアを無視する
ハンディキャップは試合前に賭けるのが一般的なので、試合中に賭けたハンデは扱いが少し異なります。
試合展開が進みゴールや得点が進んでしまうとハンデ予想が簡単になってしまうので、試合途中から参加する場合は参加時点でのスコアが無視されます。
進んでしまった試合のスコアが無視されてしまうので、途中参加は不利であるといっても過言ではないでしょう。
全てのブックメーカーやスポーツに対応されていない
ハンディキャップは、全てのブックメーカーやスポーツで対応しているわけではありません。
ブックメーカーによっても採用しているハンディキャップが異なっていたり、賭けが用意されているスポーツが限られます。
ただし、とても王道な賭け方でもあるので多くのブックメーカーやスポーツで採用されていることに間違いはありませんよ。
▼関連記事
>>ブックメーカーの賭け方や種類、ベット手順について詳しく解説!
スポーツベットって色んな賭け方があって難しい印象があります…!
そうですね。慣れればとても楽しい賭け方だっていうこともわかりました!!
まとめ
スポーツベットにおけるハンディキャップは高オッズを狙う賭け方なので、中級者以上向けの賭け方と言えます。
純粋なスコアの計算が少し面倒になるということもあるので、勝敗予想を行うマネーラインあたりから始めるのがおすすめ。
スポーツベットに慣れてきたタイミングでハンディキャップを狙っていくと、大きく稼げるようにもなるでしょう。
ハンディキャップ自体はスポーツベットの醍醐味でもあるので、使い方をしっかり覚えて稼げる賭け方を行っていきましょう!
海外で大人気のスポーツベットが楽しいブックメーカーは?
日本でも人気が出始めている、好きなスポーツに賭けられるギャンブル、スポーツベット。
オンラインカジノでもスポーツベットで遊ぶことができるため、日本人プレイヤーもかなり増えてきています!
サッカーやテニス、バスケットボールや野球などのスポーツからダーツやカヌーまで!?
豊富な賭け方でスポーツと一緒にギャンブルが楽しめるのはここだけ!