今になっても人気の高いパチスロ4号機時代。
爆発的な連チャンを誘発するST機も、5号機以降でもメインとなるようなAT機も、この4号機時代にうみだされたスロットです。
多数のスロッターを魅了した、4号機の名機をランキング形式で発表しつつ、懐かしい思い出を振り返っていきましょう。

順位つけるのが難しいくらい名機がいっぱい
クソ台ランキングもあるよ


もくじ
4号機はスロットの黎明期

尾ひれのつく話もありますが、4号機時代はパチスロが一気に世の中に浸透した時代であることに間違いありません。
攻略打法、大盛況のイベント、ストック連チャン、爆発的なAT機など、この時進化したゲーム性は今現在になっても引き継がれ、後継機がリリースされ続けています。
中にはボーナスが抽選されないバグのある機種があったり、とにかく予測不明な事が起きる時代でした。
今はもう4号機のようなパチスロを打つ事はできませんが、スロットに対する熱い気持ちを思い出すのは大事な事です。

あの頃はよかったなぁ…
6号機を見ると涙が…

▼パチスロ4号機という伝説の時代についてはこちらをご参考ください
4号機名機ランキング 殿堂入り機種

パチスロをあまり詳しく知らない人からでも認知されているであろう、以下の4号機伝説の3機種に関しては殿堂入りとしてランキング外とします。
▼殿堂入り3機種
吉宗の強烈な逆転劇や、北斗のラオウ昇天はスロット史上に残るエンディング演出でしたね。
大花火からスロットを始めたという人も多いのではないでしょうか。
このメーカーも代表するこの3機種が、4号機の名機TOP3で異論は少ないと思います。
ただあまりにずば抜けた人気があるので、今回の名機ランキングではあえて外させていただきます。
この3機種に関しては順位を付けるのも失礼なくらいなので、伝説的な名機として殿堂入りとさせてください。
4号機名機ランキング
1位 獣王(サミー)

機械割 | 96.6%~145.5% |
A+AT | 純増約10枚/1セット10Gor30GのATで、振り分けは1:1 |
天井 | ボーナス間1,136G後のチェリーでAT発動 |
評価ポイント | パチスロの分岐点における最重要機種。 AT初当たり時に連チャン抽選があり、最大29セットの振り分けがあります。 |
爆裂機代名詞であるAT機、スロット界の百獣の王『獣王』が4号機名機ラインキング1位!
4号機時代の爆裂AT機には人気台が多数ありますが、中でも別格の人気がある獣王は4号機において究極的な名機といえます。
まず何をおいてもその出玉の爆発力で、スーパーATとも呼称されるATが超強力。
1セットの平均獲得枚数は約200枚のATが、最大29連するとんでもないフラグが存在しています。
200枚×29連=約6,000枚という期待値ですが、問題はAT中にもボーナス抽選とAT抽選をしている点です。
消化中にさらなる上乗せが期待できるので、こんなフラグ引いたら万枚はほぼ確実ですね。
爆発力だけのAT機なら他にもありますが、獣王は通常やAT消化中も評価が高いです。
朝一の高確判別で2以上を見抜けたり、制御バグでBIG成立Gに15枚役を取れたり、AT消化スピードを素早くする事でAT+1Gがオマケされたり、攻略要素があるのもスロットとして魅力的です。

獣王の魅力は爆発的な出玉!出玉こそ正義
この出玉が客を煽りすぎるという事で後の規制につながったんだね

2位 クランキーコンドル(アルゼ)

機械割 | 95%~107.1%(フル攻略 105.3%~115.1%) |
Aタイプ | 技術介入で機械割が劇的に変わるノーマルAタイプ |
天井 | なし |
評価ポイント | 現代にも継承される美しいリーチ目と、激甘スペック台の始祖。 フル攻略にビタ要素は必要ないので、比較的簡単にプロ生活を可能にした台です。 |
ノーマルAタイプの始祖『クランキーコンドル』が4号機名機ランキング2位となりました!
この機種は演出もなければ、ストック連チャンもありません。
シンプルなノーマルAタイプながら4号機時代の名機として語り継がれる存在です。
注目はフル攻略時のスペックの高さで、リリース当時は小役をすべて獲得する打法を想定して作られていなかったのかもしれません。にもかかわらず、美しいリーチ目は6号機の時代になっても引き継がれています。
フル攻略の方法はシンプルで、通常時小役をこぼさないように打って、ボーナス中は複合15枚役を取りつつ2コマ目押しでリプレイを外すだけ。
今だと当たり前のような打ち方で、6号機ジャグラーの設定6と同じくらいの機械割が設定1で体感できる、そんな名機でした。
3位 ウルトラマン倶楽部3(サミー)

機械割 | 94.4%~118.6%(設定6のフル攻略は140%超え) |
B+CT | REG非搭載/BIGの1/2でCTがついてくる |
天井 | なし |
評価ポイント | パチスロで『万枚』という言葉を浸透させた爆裂CT機。 エクストラ設定である6のBIG確率はなんと1/143という破格のスペックです。 |
CT機の中でも万枚スペックと呼ばれた『マンクラ』が4号機名機ラインキング3位となりました!
当機は、赤7(BIGの1/2)が揃うとCTと呼ばれる状態に入ります。CTは200枚以上の獲得か、100G回すと終了といった内容。
BIGとCTで450枚程度の獲得が見込めつつ、CT中を199枚以下の獲得に調整打ちする事で、100G間次のボーナスを狙う事もできるという爆発力抜群なスペックです。
CT中のボーナスも当然1/2でCTがついてくるので、気付いた時には数千枚出ているという事もあるような爆裂機でした。
設定6のボーナス確率が1/143という、今では考えられないほど軽く当たるので、CTの調整打ちさえできれば万枚を目指す事もできるスペックで話題でした。

万枚という言葉はマンクラからうまれたらしい
▼6号機の万枚についてはこちらをご参考ください
4位 南国育ち(オリンピア)

機械割 | 94.1%~113.3% |
Aストック機 | 最終JACゲーム8G中に蝶が光れば1G連チャン確定 |
天井 | ボーナス間996G/モードC滞在時は6,000G |
評価ポイント | 初当たり時のパトランプが特徴的な沖スロタイプ。 連チャンは全て1G連なのでツボにはまった時の出玉スピードは凄いです。 |
沖スロの代表格である『南国育ち』が4号機名機ランキング4位となりました!
通常A~Dと、1G連用モードA、Bの合計6つのモードで管理されていて、1G連をするまでモード転落はしない仕様なので蝶が飛ぶまで打つといった打ち方をしている人が多かったですね。
設定6がわかりやすく、3連して単発→3連して単発という挙動を繰り返します。
お店としても看破がたやすい機種に設定を入れる事で、優良店アピールもできたのではないでしょうか。
また南国育ちはBIG中の曲が素晴らしく、この曲を聴くためだけに打っているという中毒者のような方もいましたね。
5位 ハードボイルド(サミー)

機械割 | 94.7%~119.9%(フル攻略96.82%~145.4%) |
A+AR | BIGの1/2で完走型のAR発動。AR中のボーナスは一旦ストックする仕様 |
天井 | ボーナス間1,500G以降のスイカでAT発動(ARではない) |
評価ポイント | ツインBB搭載のAR機。 フラグコピー打法という傷ネタもありながら、今も名機として語られるスロット。 |
サミーのAR機は人気の台が多いですが、ARのゲーム性が進化した『ハードボイルド』が4号機名機ラインキングで5位となりました!
先に紹介したマンクラと同じように、BIGの1/2でARに突入。AR中は小役ナビが発生し、リプレイ確率も上昇。
規定G数消化かボーナス図柄を揃えると終了しますが、ハードボイルドのARは成立ボーナスを一旦ストックする性質があります。
一旦ストックしたボーナスフラグはARの規定G数消化後に放出され、複数ストックしていた場合は1G連します。
またBIGをストックした場合、ハイパーBIGとなり通常時のBIGよりも獲得枚数が増加します。
ハードボイルドにはフラグコピー打法という、傷ネタがあり、成立フラグを次Gにも成立させる事ができます。そのためAR中のボーナスは実質2倍の確率で成立させる事ができるのです。
攻略法未対策の店では、とんでもない出玉を見る事ができたといわれていますね。
4号機迷機ランキング
名機もあれば、クソ台もある。
多くの名機をうみだしたパチスロ4号機ですが、何かの犠牲になったとしか思えないちょっと変わった機種も多数存在しています。
ここでは4号機の中でも低評価をされている機種を迷機としてランキング形式で紹介します。
1位 キングキャメル(サミー)

機械割 | 94.4%~119.9% |
Cタイプ | ATのみで出玉を増やすタイプ |
天井 | なし |
評価ポイント | 難解なゲームフローと、一切の技術介入要素がない事がマイナス評価に。 最大21コマすべりを搭載という事で、適当押しして適当にお金を消化するだけの台。 |
4号機の迷機として最初にあげられるであろう、『キングキャメル』。
複雑化した現代のスロットゲームフローも真っ青なほど、よくわからないゲーム性に当時のスロッターは困惑しました。
また台の中央にあるリールはただの演出リールだ、という事でゆっくりまわったり、再始動したり、21コマすべったりやりたい放題です。
斬新なスロットを作りたかったのかもしれませんが、異端すぎるスロットは基本的に受け入れられないものです。
ちなみに出玉の爆発力もそんなに魅力的ではありませんでした。
2位 花火の親方(アルゼ)

機械割 | 96%~109.1% |
Aタイプ | 小役の取りこぼしがなく、初心者向けと自称するAタイプ |
天井 | なし |
評価ポイント | 目押しがしやすくなるという勘違いがうみだした問題児。 パッと見は花火シリーズですが、中身は全く違うので注意が必要です。 |
4号機時代の迷走を感じる事のできる『花火の親方』。
こちら最大の問題点は、通常のスロットよりもリールコマ数を減らし、リールをゆっくり回転させる事で目押しがしやすく初心者向けとした事が全ての間違いとなってしまいました。
通常の21コマリールに慣れたスロッターは、親方の強烈な違和感を受け入れる事ができません。
しかも初心者向けと自称していたはずなのに、通常4コマ引き込むはずのリール制御が3コマしか引き込まないという仕様に、初心者からも敬遠されてしまいました。
こういうトリッキーな事をしてもスロットは流行りません。
ちなみにこちらも当時としては出玉スペックに夢がありませんでした。せめてそこだけでもあれば印象が変わったかもしれませんね。
3位 サバンナパーク(サミー)

機械割 | 95.3%~113.9% |
A+AT | 純増3枚のATを搭載 |
天井 | 1,132Gハマり後のチェリーでAT当選 |
評価ポイント | 名機獣王→猛獣王と受け継がれた血統を失った飼われたライオン。 名前的にも出玉的にも完全劣化した、ズッコケ台です。 |
獣王と猛獣王といえば、名機だらけの4号機の中でもトップクラスに人気の高い機種です。
この後継機としてつくられた『サバンナパーク』は前2作の評価とは違い、大きく期待を裏切りました。
まずスペックが辛い。前作のAT純増10枚から純増3枚に大きくダウン。にもかかわらず当選確率据置きで簡単に当たりません。当たったところで伸びません。
筐体の見た目は、初代獣王を彷彿とさせるドット液晶を搭載しているのですが、前作猛獣王の液晶からランクダウンした感は否めません。
また同時期に出たのが、フルハイビジョン液晶搭載の花火百景という事を比較すると、見た目からヤバさを感じます。
1/32,768でAT1,000Gというプレミアフラグもありますが、所詮純増3枚なのでこれを目指して打つという事も難しいでしょう。なんとなく5号機みたいなスペックですね。

自ら動物園ですと名乗る事で劣化を認めるタイプ
4号機が名機だらけの理由
出玉の爆発力

4号機は現在のパチスロと機械割の上限が全然違います。割が高いという事は当然出玉も多くあるので最終的に勝てる金額に差が出ます。
機種 | 機械割上限 |
---|---|
4号機 | 事実上制限なし |
5号機 | 119.9% |
6号機 | 114.9% |
現在では規制の対象となっているストック機など、爆発的な出玉を誘発する要素が存在していたのが4号機時代の特徴です。
迷機として紹介した機種も辛いとはいえ、現在の6号機に比べればはるかに大量の出玉があります。
出玉があればスロットは楽しい。
6号機がスロットとして魅力がないのは、出玉の量と出方のスピードが制限されているからです。
低設定でも一撃を出した事があれば高評価につながるだろうし、いい思い出も残っているでしょう。
出玉の爆発力が期待できる、というのは名機の条件といえるかもしれません。
シンプルなゲーム性

スロットに複雑なゲームフローは必要ありません。
今回紹介した4号機の名機ランキングでも複雑なゲーム性を持っているスロットはないですよね。
多少の演出はあってもいいですが、うるさいだけで騒がしい演出はあまり好まれない傾向にあります。
スロットはシンプルでいい。
4号機は出玉の魅力が大きかったので、無駄に打たせるようなゲームフローを必要としていませんでした。
逆に6号機は出玉の魅力が薄れているので、複数なゲームフローで長く遊ばせたいのでしょう。
今もし4号機の名機を打てるなら

出玉がしっかりついてきて、シンプルなゲーム性のスロットを打てるならお客さんは飛びつきますよね。
4号機はすでにホールで打つ事はできませんが、世の中のスロッターが一番に求めているのは一撃が強く、しっかり勝てるスロットです。
出玉があるスロットであれば、火がついたようにユーザーが飛びつき、スロット人口は増加するでしょう。
4号機をもう打つ事はできませんが、4号機の名機のように一撃の爆発力があり、シンプルなゲーム性のあるスロットなら打つ事はできます。
4号機の名機達にも負けない刺激を求めるなら、今こそオンラインカジノのスロットを打つ事をオススメします。
▼4号機とオンラインカジノの比較はこちらで詳しく紹介しています。
まとめ
4号機の名機(迷機)達を思い出すだけで涙が出そうになります。
過去を美化しすぎているかもしれませんが、当時スロットへの熱い気持ちがあった事実は変わりません。
時間を戻す事はできないし、6号機の規制がなくなる事もありません。思い出を語りつつ、オンラインで打つ新しいスロットに移行していきましょう。

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